自分のルーツとなった曲として欠かせないのが小松未歩であります。
何故好きなのかはよく分からないのですが、どっぷりハマっていました。
そんな中から1曲。
■選曲について
小松未歩を弾くにあたって、スコアがあるものがこれしかなかったというのが現状です。
バンドスコア アニソン ウルトラコレクション (BAND SCORE)/ケイ・エム・ピー
¥2,376
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一番の代表作であり、ZARDを弾いてほどなくの公開なので、単にコナンが好きなだけだと思われそうなのが遺憾でもあります(´Д`)
コナンはそうでもないのですが、ビーイング系は好きなので何とも言えませんけれども。
とは言え、かなりの小松未歩エッセンスが詰まった曲でもあります。
不思議な転調と絶妙なロック感と透明感、代表曲という点には異論はありません。
アニメのイメージが強すぎてアレですが、名曲ですね。
何故スコアがあるのに演奏動画がないのか、小松未歩ファンはいないのか、と憤っていたのですが、弾いてみて再現が難しいということが分かりました。
■演奏について
この曲のギターはイントロのアコギがかなりの部分を持っている気がします。
サイレントギターが大活躍です(またしてもイントロで終わってしまいますが)。
音作りは何もしていないタイトな感じに聞こえますが、こういう「アコギのカッティングです」みたいな音はエレアコで作りにくいんですよねぇ。
モコモコ感を抑えるのはもちろんのこと、ジャキジャキ感を出しながら軽くなり過ぎず、生々しい空気感を出すようにあれこれ後掛けのエフェクトをかけています。
結果的に生々しくなくなった気がしないでもありません。
エフェクト強めの音色にしてみる⇒エフェクト弱めのほうが良い気がしてくる⇒やっぱりエフェクト強めのほうが…という無限ループに陥ってイントロの音色だけで非常に時間がかかりました(´Д`)
演奏的には右手が重要な役割を担っていますね。
1、2拍目のピッキングの位置と3、4拍目のミュートの加減、さらに3拍目はピックの角度を縦にしたり色々やっていますが、動画ではイマイチ見えません(´・ω・`)
アコギはせっかくなので最後までコード弾きをしています。
コード弾き部分は練習なしの一発録りな上に、歌いながらノリノリで弾いていたのが恥ずかしくてボリュームはかすかに聞こえる程度にしています。
ちなみに、ライブでエレアコを弾く時はラインで繋ぐことになり、トーンが自分でコントロール出来なくなります。
自分の音作りのためにPAさんと細かいやり取りで時間を使うのが憚られたり、そもそもコミュ障のためPAさんと意思疎通が出来なかったりで、思った音になった例がありません(´・ω・`)
自分で目一杯エレアコの音を作れる幸福感があります。
閑話休題。
イントロが終われば後は流れですね。
イントロで力尽きたと言っています。
エレキギターが入ってくる部分はアームを使うと書いているので、アーム付きのギターをチョイスしたのですが、上手く弾けなかったのでスライドで代用しています。
(アームだと癖でビブラート過多になって汚くなったり、音程をぴたりと合わせることができなかったりというのが理由だと思います)
サビのカッティング部分の音作りも地味に苦戦しています。
原曲のギターが控えめなので、目立ちすぎずに抜けの良い感じを目指して四苦八苦。
タップをONにしたリアPUに落ち着きました。ストラトでリアとセンターのハーフトーンにしたほうが良かったかもしれません。
もっとクリーンでもいいのかなと思ったのですが、全体的なバランスを考慮した結果こうなりました。
しかしカッティングはリズムがイマイチ感が滲み出て悲しくなりますね。
ソロはいかにも90年代な大好物な感じ。
スコアにはピッチシフターを使うとありましたが、おなじみのMO-2で代用しています。
何とも言えないエフェクティブな音にして小松未歩感を出そうとしています。
最近自分の中でスライドダウンが流行っているので取り入れてみたりしています。
理想通りにいかなかったのですが、前述の通り音作りに疲れていたので諦めました。
激しい歪み以外の音作りは、仮録音してはイコライザーをかけながら修正を繰り返して音作りの確認をしているのですが、その度にPCが強制終了するので心が折れました。
どうでもいい動画の小細工ばかりが増えてきましたが、今回もアコギとエレキを両方弾きたかったので止む無くこうなりました。
そしてアコギやらクランチやらの音作りも非常に難儀します。
参考になる弾いてみた動画もないという手詰まりながらの音作りは、さすがに精神的にしんどいですね。
そろそろ歪んだエレキ一本でシンプルな曲が弾きたいです(´Д`)