前日に公表された来年度のスケジュールの中に
もう二度とないと思っていた
クリスマスオラトリオの全曲演奏を見つけた時
無条件に大喜びするところなのに
なんかちょっと ひっかかる気がした
全曲演奏が難しい理由を
マエストロが語るのを聞いて それは
私が猛省しなければならない理由だったから
だからもうないだろうし もう望まない と
覚悟というか ちゃんと腑に落ちていた
想定外のことが目の前で起こった時
人は意外と 瞬間的に対処できるものだと
経験上 知っているし
実際私も そのように振る舞うことが出来る
ただ 想定外の想定?を
さらにもうひとつ飛び越した想定外だったので
けっこうな想定外だった(笑)
最初は
これが智子さんの言っていた
この日まる1日かけて行われる世界線の変更ってやつか
と思ったけど その後
あぁ なるほど
クリスマスオラトリオでも
こういう想定外を想定しておけってことか
と思った
このような心の動揺を
もしかして会場内の何人かに
見透かされてしまったかと思ったら
情けないというか 恥ずかしいというか
まぁでも 気にし過ぎかもしれない
ハーフタイムの話題にも上らなかったし
ロ短調ミサの最中
どうしても動かずに座っていられない
と言われて絶望した翌日から
その息子が酷い皮膚炎を発症し
絶対に行きたくなかった医者に行ったが
想定通り 治りが非常に悪く 一進一退を繰り返し
まる1か月経った今やっと終息を迎えた感じだけど
なるべく運動は避けてねと言われた少し後には
運動会やらサッカーの大会やらが詰まっていて
こんなん1か月かかる! と無責任にキレてた
私の適当な予想が当たる結果となってしまった
その後から私の胃腸もまたおかしくなり
カンタータ10回を全う出来たら なんて
そんなんポーズでしかなかったのが
なんとかメサイアまで聴きに行けたら に短縮し
さらには直近の公演を聴けるかどうかも怪しいと
なかなかの絶望っぷりだった
小麦を主食にするのを止めてみたら
極端な波がなくなったから
やっぱりそれが原因のひとつなのかなと
もともとおいしいパンは好きだし
都内のおいしいお店を知ったり
近場に何軒も出来たりして
ここ数年 食べ過ぎではあったかもしれない
とどめを刺したのはパスタだった
イタリアンも大好きだから悲しいけど
君様の音を聴きに行けなくなるくらいなら
パンもパスタもあっさり止める
大きな波がなくなったと油断せず
パンも麺も控えて 念のためお酒も控えて(笑)
こんなに体調が良い 良いまでいかなくとも
不調を抱えずにコンサートホールに行けたのは
いつぶりだろうってくらい
だから この日を本当に待ち望んで
ものすごく楽しみにしていた
時間は未来から来て過去へ流れ去るとすれば
流れて来たものを
受け取るも受け取らないも自分の自由で
寂しいとか 悲しいとか そんなことも
流れ去ってしまえば なんてことないし
クリスマスオラトリオの件は
こういう不安定な世代の私だからこそ
理解して 納得しなければいけないよね
でも実際どうなるかなんて知り得ないし
流れて来たものをそのまま受け取るしかない
公演前にマダムご夫妻とお話しした時に
ここが再来年いったん閉まる と聞いて
これもなかなかの想定外で
あとで案内をよく読んで気付いた
クリスマスオラトリオは もしかしたら
この席での聴き納めになるかもしれない
まぁでも それもこれも
私がどうこう思ったってしょうがなくて
マエストロだって 公演スケジュールは
自分たちの好きには決められないって
おっしゃってたし
先のことあれこれ考えたってしょうがない
ただ サントリーでどこに座るかは
よく考えないと
まさかメサイアと同じには出来ないのでね
メインイベントについては
好んで聴くタイプの楽曲ではないから
録音されても 日常的に再生することは
ないかもしれないけど
予習はして行ったので
聴きどころはきちんと押さえられたと思う
どちらの曲も
そういう場面がすごく多かったわけじゃないし
減ってしまった? のもあるけど
どれもとてもすばらしい演奏だった
毎度ながら表現のしようがないのだが
短いフレーズでも 本当に綺麗で素敵で
流れ去ってしまうのが いつもとても惜しい
ひとつひとつを 美しい箱に入れて
クリスマスツリーの根元みたいに山積みにしたい
クリスマスツリーは飾らないのだけど
息子の皮膚炎は本当に堪えた
私なりに色々やってみて
効いたのか無駄だったのかはわからない
わかったのは
自分の症状ではないのに激しく動揺し
悪化するたびに怒り悲しみ苦しむのは
若かった自分をそこに見ているからだと
私は年齢を遡るほど身体が弱いというか
特に皮膚関係には長い間悩まされて来た
インナーチャイルドという言葉が
このような形とタイミングで
腑に落ちるとは思わなかった
正しい理解かはともかく
インナーチャイルドを癒す方法として
紹介されていたことを実践してみたら
なんとなくだけど 息子の皮膚炎が
少しだけ 快方に向かった気がした
客観的には大した問題ではないにしろ
本人的には どれもこれも深刻な
たくさんのコンプレックスを抱えて
若かった私は いろんなことに
すごくがんばって耐えて来た
だから今の能天気な私がいるのであり
私はもっと 過去の 若かった私に
感謝しなければならない
次は温泉地から特別特急で直行するという
特別興行 まだ列車の切符取ってないけど
無事に着けるといいな 早く取らないとだ
