姿が見えず音だけ なんてほんと切ない
なんて思いながらも どんどん惹き込まれていった
Y子さんが「私のマタイ人生」という表現をしていたけど
そこまで至らないにしろ そろそろ片手では足りないくらいに
なってきたとすれば そう言い始めてもいいのかもしれず
おそらくこの 日韓合同のマタイ は二度と聴くことはないだろう
君様が見えない分 他の楽器の姿も音も
よく見え よく聴こえた 場所のせいか君様の音も
今までいかに 「見えるもの」に
五感のエネルギーを奪われていたかがわかった
スカートを諦め ボロボロのジーンズで
花も用意できず ホテルの花屋で調達しようと思ったけど
忙しそうだし ちょっと好みとは違う感じだったし
花なんか持ってたら もっと大変なことになってただろうし
君様は見えないし まぁ 今回はこれで良かったのだろう

新宿との付き合い はほぼイコール
相方との付き合い になるわけで
まるきり変わったところと
ちっとも変わっていないところと
それもうちらと同じだな

人の多いところは相変わらず
人の波に飲まれそうになりながら
2歳の彼は この街をどう感じただろう