午後 男二人を送り出した後
どんどん消えて行く携帯の中のメールを見返していたら
同じ産院で出産するはずだった3人の
赤ちゃんの3ショットが出て来た
かつて坊が着ていた服の存在を既に忘れていた

月の波に心身を振られ始めて来ているようで
その画像を見ながら
やっぱり 戻れるものなら戻って やり直したい
父が言ったように 何事も「いっとき」のことで
イライラしたり 坊に当たったり 相方に当たったり せず
穏やかに 笑って 育児というものを やり直したい
画像の中の坊を二度と抱くことの出来ないむなしさに
久しぶりに少し泣いた そんな自分に対して
今はそういう感情の時期なんだろう とも思い
そういう感情がずっと続いていた 出産直後からの
1,2ヶ月のことも 実はまだ 憶えている

子供の話 じゃないことをしゃべりたい
と思って来たけど
子供の話 でも しゃべれるだけうれしいもので
昨日は時間がもったいなくて 意図的に早口でしゃべった
聴いてくれる人がいるのがうれしかったのかもしれない
家では 相方もいっぱいいっぱいで 衝突は減ったものの
そういう意味でのおしゃべりは 本当に出来なくなったから

ごく簡単な献立すら 何時間もかかっている気がする
坊によって作業を中断させられるために
そう感じてしまう ということもあるのだが
現実的に 私はやっぱり 向いていなかった と思う
どこでどうまちがってしまったのか いや そうではなく
子供のいない生活を知り過ぎてしまったのか
とにかく 私は家庭人としてはまったくのダメ人間で
こんな私を ma-ma- と慕って来る坊に対して
スマナイ と思ってしまう これがまさに
波に振られている状態なのかもしれないけど

子供の話 じゃないことは
うまくしゃべれない気がする私に
会いたいと思ってくれる人なんて
もういないんじゃないか なんて考えていたけど
そういうことにも波があるのか
予定を合わせて会ったり 道端でばったり会ったり
素敵なメールが送られて来たり
そのうち必ず会おうねと書いて来てくれたり

私に 会いたい と思う人がいれば
私に 会いたい と思ってくれる人も
ちゃんと いるのかもしれないから

もっとイイ私になって 前向いて頑張ろう


『あまちゃん』
ついに来た

「あまロス」を生んだ大ヒットドラマが
あの震災をどう描いたのか
それを知るのが 観始めた理由のひとつ
もうひとつは 単純に
なぜあんなに人気だったのか
それを知るため

昨日の時点で あぁもう来る と覚悟はしていた
カレンダーや ポスターの 日付に そして
今日の 時計に
うまく言い表せないが 非常に胸がざわざわした
自分自身の記憶も蘇り
あの時 もし坊がいたら という想像はわざと停止した

日本は良い方向に向かうんじゃないか という
あの後の期待は見事に打ち砕かれ
まっすぐ悪い方向へと進んで行く
サッカー日本代表の結果のように
そもそも責任を取るとは何ぞやって議論はあるにしろ
誰も責任を取らず というより
端から責任を持って取り組んでいないということか
貴重な資金は泡と消え スゴイ国だよ ホントに


ちっちゃなくせに ちゃんとカメラ目線の坊は
今とは全然違う顔と体だけど ちゃんと坊だ
どこへ行くにも装着していた抱っこ紐の感触すら
徐々に忘れかけている
いや 坊も もうとっくに忘れているかも
抱っこ紐のように 授乳のことも
なんとなくなくなって なんとなく忘れていくんだろうか