寝かし付けて下りて来たら
「テニスで観られないから録っといたよ」
もう始まってるんじゃん でも
さっきまで何度も広告見てたのに
今夜だって知らなかった
「空き無いから観て消しちゃって」
今から1時間半観ろってか とぶつぶつ言いつつ


お~なつかし~ とにやにやし始めて
驚いた 「今」のキャロルが出て来た
17歳のキャロルと「今」のキャロルが
16歳の私と「今」の私を重ね合わせる


あの頃の彼と重なった「今」の彼は
あの頃と同じように はにかむような笑顔を見せた

やっぱり私は 私だと思った
やっぱりカッコイイ やっぱりこの声が好き
そう思う私は やっぱり私だ

1枚戻すと
16歳の私を知る かつての仲間達の笑顔
昨日は本当に何もできなくて 何も話せなくて
私はそこにいなかったのと同じで
いなくても いかなくても 同じだったなと
今日になって ますますむなしく感じていた

でも仕方ない
夫と息子と一緒に行ったのが間違いだった
夫と息子と一緒にいる私は
仲間達と笑える私じゃないんだ
私なんだけど 私じゃないんだ

時間が欲しい 私に没頭できる私だけの時間が
今のこの状況では
ホンなど読めるわけがない
モノなど書けるわけがない
くやしい むなしい

それでも
くやしい むなしい と感じられるだけ
いいじゃないか
あの頃と同じ歌声を聴かせてくれる人が
元気に歌っている姿を観られるだけ
いいじゃないか
元気に飲んでいる皆の顔を見られただけ
よかったじゃないか

最後の曲 意外 へ~これ選んだんだ
15歳になりたての私が
深夜 今頃の時間かな
受験勉強をしながら聴いてた曲
本当はこの次の 最後の曲が好きなんだ
でも仕方ない
この曲は昔っから人気あるからね

そうだ お盆には
12歳に戻らなきゃいけないし 忙しいな

寝かし付けに上がったまま寝てしまった夫を
今日は起こさなかった
結局は起こされちゃったけど
今日はそれまで寝かしておいた
録ってくれてありがとう
結局テニスもロクに観ずに終わってしまったね

気持ちよく泣いて 私に戻ったはずが
もう終わる って頃に 何度も起きて泣かれて
結局またイライラし 夫に押し付けて下りて来た
結局また2時かよ 勘弁してくれ

でも いい時間だった