ショパンとリストをリピート再生してたら

なんかどっか おかしくなってしまった

変わったというより

戻ったという感じ


人は 忘れるように出来ている

胎児ネームで呼べなくなることを

あれだけ悲しんだことも

初台へ向かう途中の乗り換え駅で

おなかに話し掛けながら歩いたことを

あれだけ懐かしんだことも


忘れるというより

その後に生じる喜びや大変さが

その上におおいかぶさって

普段は見えなくしてしまう


買っておいた服をついに着せてみたらもうピチピチ

悔しいより

嬉しい方が強い


あのまま 何年も 何十年も

ある一時期に戻り続ける だけの人生より

決して戻らない ぐいぐい前に進んでいく人を眺める

ことが出来る人生の方が

嬉しい