ラジオで紹介されてたんだっけ

すぐリクエスト出してくれて 借りて来てくれたので 読んだ


この手の文章 大人が書いたものは生理的に受け付けないけど

そうじゃない 本物 だからか

なんだか 泣けてしょうがない感じだった



どうなるのか どうなってるのか わけのわからなかった2ヶ月目と違って

3ヶ月目は 良くも悪くも慣れてしまって 情報収集にも飽きてしまって

ただ好きなもの食べて 眠いとき寝て あとは何もしなかった


記憶が錯綜する というわけではないんだろうけど

中学の頃のことをよく思い出した

部活の仲間の顔 おそらく二度と会うことのない人達の顔

思い出したい人の顔は思い出せないのに


間宮中尉の 「人生とは限定されたもの」 という言葉をよく思い出した

私の人生も よくよく限定されてる と思った

人生というより 人間関係という方が正しい

このひと月ふた月で確認できた人間関係は

けっこう前から続いて来たものばかりで

こんな大きな変化が生じたにも関わらず

新しいことなんて滅多に起こるもんじゃなく

でも どの確認も うれしいものだった


その 限定された人生 からはみ出した部分を

折り畳んで 切り取る もしくは しまっておく ことが出来ない

私の人生の外にある人生を考えると やっぱり泣いてしまうし

涙の質も変わった より切実なものになった気がする


このひと月ふた月で実感したことは

自分が誰かにどれだけ愛されているか ということを

私は 一生知り得ないのだ ということだった

逆に 自分がどの程度しか愛されていないか ということも

でも うぬぼれでなく 後者はあまり多くないだろう

私が知っている 想像できる 以上に

私は 心配され 考えられ 愛されている のだろう


忘れてたことを思い出したりする

知り合ってから今まで いかにひどいことをしてきたかを

客観的に見て いつ放り出されてもおかしくない状況だったのに

この人はなぜ 私を放り出さなかったんだろう


村上作品を読んでた時は 頭で 理屈で 理解していたけど

確かに 私自身も 配偶者のことすら ぜんぜん知り得ない


泣いてもしょうがないことで泣いてる私は

どう思われてるんだろう

ばかだなこの人 と笑われてるのか それならいいんだけど

選んで失敗だったな とガッカリされるのは イヤだなぁ