校舎を出ようとしたら
とてもよく似ている人がいた
とてもよく似ているように思っても
その人ではないので
一瞬ドキッとしただけで
あとは特に何も感じなかった
このような状態にあっても
年度の切り替えだけは意識できるようで
今年度いっぱいで
ここは「卒業」しようと決めて出て来たのだった
ここは私がいた方が besser だと思ってきたけど
最近そうでもなくなってきたし もちろんいい意味で
何より 私自身が萎んでしまう
年度末が迫っている今そう思ったのは
たぶん意味があるのだろう もちろんいい意味で
「卒業」という単語を利用できることも そのひとつだと思うし
この単語を利用すれば あくまで私自身の意志だという話にできる
新しい何かと出会うことに興味がない
社会にも 国家にも 何にも興味がない
今いる 私を recognize してくれる人にだけ一生懸命になれば充分
私の頭の中にあることが
欲張りで 傲慢で
単純計算でいうと人の2倍ほどあることは自分でもわかってる
でも今の私は それをはかる尺度にも興味がない 意味がない
電車の座席に座ったら目をつぶって何も見ないように
ただあの美しい音色を聴くためだけに急いで帰宅する
こないだまこ兄は冗談ぽく
「独りは寂しいから」みたいなこと書いてたけど
今も独りを楽しいと思ってるのかな
最初は良くても 長く続くと やっぱり寂しいと思うんだけど
これは昨日の夜 独りで考えたこと
居心地のいい場所が
ずっとそのまま変わらず居心地いい なんて方が変なんだろう
人は変わる
相手も
自分も
この私が この楽器の音色に魅了されるとは とか
でも私には どうしても変えられないことがいくつかある
今日「人間関係」という単語を習った
長い単語だった いかにもドイツ語らしい
単語の長さが表しているように
今の私にとってこれほどおぼえ難いものはない
どこで切ればいいのかわからなくなりそうなほど長く
本当はどこで切ればいいのかよくわかっているくせに
私自身の意志で 切らない