本当に久しぶりに雑誌を買った。図書カードで、だけど。
広告の多さに軽い驚きを覚えた。
私が感じた「良いところ」も「悪いところ」も
全て選評に書いてあったのでまずはほっとする。
小川洋子さんの選評は
「そうそう、それが言いたかったのー」
という表現のオンパレードでとても嬉しいし
山田詠美さんが感心していたポイントもドンピシャなのだが
高樹のぶ子さんの言う「重層構造」の面白さはあっても
なんだか、ちょっと、入っていけない「抵抗」があった。
川上弘美さんも指摘している「乙女」という言葉のせいだと思う。
女性文学のゼミで取り上げられた時も
「乙女」や「乙女性」というものに興味が抱けなかったのは
私が考える「乙女」の定義にあてはまる頃の
自分自身の姿を「思い出す」のが苦しいからだろう。
ここに描かれる「乙女」達の居場所が
中学校だったら納得できたかもしれないけど
大学というのが、ちょっと、いただけなかった。
大学でもかまわない、でも
大学でなきゃいけない理由が説明されていない気がする。
それと、せっかく
「忘れないこと」「覚えていること」「思い出すこと」
が見え隠れしているんだから
「sich erinnern」と絡めて語って欲しかったな~
って主題から逸れ過ぎ(汗)
でも赤染さんだから期待しちゃうんだよ、これホント。
それは、私が頑張るべき「よみかた」だったりして?
