名著復刻全集で読んだんだけど


『蟹工船』は『坑夫』のおかげかそこそこ冷静に読むことが出来たが

『一九二八年三月十五日』はとても無理だった。


こういうことがあったことはもちろん知識として知っているけれども


日本人の平和ボケは否めない、でも

日本人だからこそ正視できない、というものもあると思う。


しんどすぎて正視できない、という意味。


今日の社会情勢に重ね合わせて読む時の

この作品の持つ「力」のようなものは理解できたと思うが


カップやきそばを食べた後に

まっすぐに伸びていく朝顔を眺めながら読んでいる自分って

どうなのかな、と。