「私人」と違って「公人」のブログというのは
「公」の面からはなかなか見えない「私」の側面が垣間見えるところに
存在意義があるんだろう。
そこを読み違えてはいけない。
でも、だからこそ「公人」のブログには
その人が今、楽しみや喜びを感じるものが表現されて来るとも言える。
そういうものには「公人」「私人」の区別が無いからね。
そんでもって、彼の文章からは
「ここの生活を僕なりに楽しんでいます」という気持ちがが全く感じられない。
興味の対象は人それぞれ、どんなにドイツが田舎だろうと退屈だろうと
それはその人の主観であり、文句をつけるつもりは毛頭無い。
でもね、私だからこそ読み取れる「行間」というものがあるんですよ。
あー、私と同じ間違いをしているなー、って。
体調のことを考えて家で食事してますって、それはさ、
「逃げ」でしかないよね。
確かにドイツの料理は重い、でも
カレーが体調管理に役立つとは思わんよ、オバサンは。
移籍の直前だったか直後だったか書いたことがあったけど
少々無理してでもクラスメイトと一緒に食事に行ったり買い物に行ったり、
そういうことが必要だったんだよ。
そういう頑張りがあってこそ、留学した甲斐があったってもの。
それをしなかったのは逃げてただけなんだよ、いろんな理由くっつけてさ。
クラス→チーム
留学→海外移籍
過去形→現在形
彼を見ていると自分の欠点が見えてくる。だから私は腹を立てる。
サッカー選手なんだから、サッカーしている姿だけ見ればいいじゃない。
そう、その通り。でも、私にはどうしても、そういう見方が出来ない。
私はサッカーをしたことがないから、サッカーを通して、その人が
どんなことに喜びを感じるのか、どんなことに苦しんでいるのか、を
感じ取りたい。私にとってのサッカーとは、そういう側面も持っている。
逆に言えば、
サッカー選手なんだから、サッカーのことだけ書いてくれればいいんだよ。
それさえあれば、ファンは好きな選手に共感することが出来るんだから。
まぁ… 書きにくい場所だろな、あそこは。カンチガイ広場だ。
でもねー、彼はそんなカンチガイする人じゃない! と信じてたのよー。
僕はサッカー選手なんだから、サッカー以外のことでアレコレ言われたくない。
確かに。私も論文以外のことでアレコレ言われたくはない…
ような気もするけど、でも論文なんてものはそれ以外のアレコレという
土台があってこそ表面に出て来る「氷山の一角」みたいなもの。
サッカーだって同じなんじゃないの?
つながってるんだよ、全て。
論文がダメだったのは、それ以外のアレコレがダメだったから。
それに気付いていながら気付かない振りしてたのも
読むべき人が読めば全部わかってしまう。そういうもの。
だから彼にはそうなって欲しくない。私みたいになって欲しくない。
あの時、たったひとつのプレーで数万人の感動を独り占め出来たじゃない。
今のような使われ方をポジティヴに解釈してはいけないんだよ。
そこに、お手本になる人はいますか?
いないんだったら、自分がお手本にならなくちゃ。
自分で引っ張っていいんだよ。自分で試合を決めていいんだよ。
サッカーに言葉は要らないんじゃないの? それがサッカーなんじゃないの?
そんなこと言うならシエナに行けばよかったじゃん!
こんなこと言わせないで―。
リベンジ継続中☆『ゲンのバイオリン』![]()