柳美里 『魂』 がん治療というものに私の意識を向けさせてくれた。 また育児というものの本質が少し見えた気がした。 読書は体験の無い私に間接的な体験を与えてくれる。 しかしながら、やはり私の考えている「小説」とは だいぶ距離があるなぁと感じてしまう。 『命』四部作は「現在進行形小説」であるため 後から振り返って書いた小説とは違うのはわかるのだが 後から読むしかない読者の立場としては… 「あとがき」に柳さんの立場が表明されているので 読者はそれを了解した上で読む必要があるだろう。