今夜は5回目の活弁鑑賞。

弁士はもちろん、佐々木亜希子さん。


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原作がドイツ・ズーデルマンの小説「消えぬ過去」と聞いて

図書館で探してみたんだけど、これがなかなか見付からない。

やっと見付けて喜んだのも束の間ゼミ発表が迫っているので

後日改めて読むことにしますが。


ストーリーとしてはオーソドックスな男女三角関係。

強い友情で結ばれた男ふたりの間に出現する魔性の女。

グレタ・ガルボは本当に綺麗だった。

悪女をやらせたら間違いなく世界一だろうな。


しかし結末にびっくり。

宗教が、彼女の「肉体」に宿った「悪魔」を退散させるだなんて。

「第七天国」の時も宗教色強いなー時代性だなーと思ったけど

ここまでやられるとさすがに引く。


女ひとりに罪を負わせてその生命を奪い、

男ふたりは元の平和な生活に戻る…

フェミニズムを持ち出さなくても不満は感じるはずだ。


これさぁ、もしドイツで作った映画だったら

こんな結末にしなかったんじゃないかな。

「嘆きの天使」みたいに、善悪つけなかったんじゃないかな。


ドイツで書かれた時のタイトルは「消えぬ過去」。

アメリカで映画化されたタイトルは「肉体と悪魔」。

既に思想の違いがハッキリ表れてるよね。

前者は人間の苦しみが滲み出る感じがするけど、

後者は二項対立になっちゃってる。「と」だもの。

良いは悪い、悪いは良い、という東洋的発想じゃない。


うーん、やっぱり原作に当たってみるか。


あ、活弁と音楽は、いつもながら素晴らしかったです!!

今夜は赤ワインを選んでイイ気分で聴かせていただきました。

次回も楽しみにしています!


無声映画・活弁に興味がある方はすろ~しねまをご覧下さい。