ドイツ語のクラスで話題になった多和田葉子さん。

やっと読むチャンスが巡ってきた。


この『時差』には、

ベルリンに住んでいる、東京生まれのマモル

東京に住んでいる、ニューヨーク生まれのマイケル

ニューヨークに住んでいる、ベルリン生まれのマンフレッド

という三人の男性の三角関係が描かれている。


携帯電話やインターネットの普及によって、

距離や国境という問題は乗り越えられたように言われる

世の中になったけれども、


人間関係における「時差」というものは

なかなか乗り越えられないものなのだな、と感じた。


ハンブルク在住の多和田さんの作品には

ドイツ語を習っている私にとって興味深いテーマが

あちこちに垣間見えるのだけど、

日本定住型の私の抱える問題意識とは

ちょっと距離があるかな、という気もする。

とにかく先輩方の発表を聴いてみよう。


 これに入っています↓