今朝の荒川洋治さん のお話は、とても良かった。
学校を卒業した後の「勉強」とは?というテーマだったのだけど
それは unlearn という作業になるそうだ。
話に出て来た人の名前を忘れてしまったので申し訳ないのだが
その方はヘレンケラーから直接いただいた言葉、 unlearn を
学びほぐすと訳したそうだ。わかりやすく例えると
手持ちのセーターをいったんほどいて、毛糸に戻して、
自分にぴったりのセーターとして編み直す
という作業になるらしい。
なるほどー。とてもよくわかるよ。
ラジオでも言っていた通り、確かにカルチャーセンターや
オープンカレッジには、中高年の方々がわんさかいる。
皆さん「もう一度、学びたい」という意欲でいっぱいなんだそうだ。
スタジオでは、「そうはいっても
学ぶという経験をきちんと積んでない今の若者たちが
歳を重ねて、『もう一度、学ぼう』という気になるのかね?」
という疑問が出ていた。
うーん、どうなんだろう。
私がこれからやろうとしている「日本文学」というジャンルは
つい最近まで私の手持ちのカードには無かったものだ。
読書家でもなかったし。
そこはドイツ語とは大きく違う。
でも確かに、何らかの蓄積が無ければ、芽は出ないのかも。
私の中にある問題を解きほぐすための手段として
日本文学が選ばれただけ、なのかもしれないし。
小学校の勉強も、中学校の勉強も、高校の勉強も、大学の勉強も、
いくらつまんなくても、自分の将来に無関係に思えても、
意味の無い勉強なんて、ひとつも無い。
…と、今なら言い切れるが、当時はわからんものなんよねー![]()