今日もよく晴れました。
初めて、お友達を誘っての文楽鑑賞。
飯田橋でランチ→靖国神社→お堀端→国立劇場と、
お散歩まで楽しんでしまいました。
文楽鑑賞教室は団体が押さえるためか、チケットが取りにくい!
今日は女子高生の軍団が前列にずらり。ちょっと異様な雰囲気。
でも、演じる方はやり甲斐があったりして(笑)。
ま、席を選ばなければ、取れないってことはないですから。
年に一度の文楽鑑賞教室、初めての方にはお勧めです。
今回のメインの『恋女房染分手綱』、
ちなみに「こいにょうぼうそめわけたづな」と読みますが、
これは以前、観たことがありました。
中でも今回上演された「重の井子別れの段」は、
偶然再会を果たした母と子が、お家の事情によって
再び引き裂かれるという、涙々の名場面。
周りではちらほら、鼻をすする音が…
しかし。やっぱり泣けなかった。
私、文楽を観ていて、一度も泣いたことがないんです。
時代物の場合、理不尽さの度が過ぎて、感情移入しにくい話が
多かったりするんです、実際。自分の子を殺しちゃったりとか。
だけど「重の井」の場合は、子を想う母・母を慕う子、という図式。
とってもわかりやすい。
「わかった!」なんて、わかった気になっていたけど、
私はいったい、文楽の何を観てきた・聴いてきたのだろう。
全然、何も、わかっていないのではないか。
そもそも、母と子の対面シーン&離別シーンを観ても
泣けてこないなんて、どこかおかしいのではないか。
結局、「重の井」と「三吉」の人形に、母と子という魂を
感じることが出来ていないのではないか。
それって致命的でしょ、自分。