さて、ナオミとジョージの関係は「夫婦」と言えるのでしょうか?
最初に目指していた結婚のスタイルは、
「簡単な自由な形式で」
「たわいのない、ままごとをするよう」なものでした。
この頃のジョージから見たナオミとは、
「女中かつ小鳥」であり、そのうち
「妻かつ人形かつ装飾品」とレベルアップします。
しかし、ナオミはジョージの“想定の範囲外”の行動に出ます。
ナオミの言い分。
「世間に対しては単なる同棲者・許婚という風に取って貰いたい」
これはジョージが最初に目指したスタイルにのっとった
考え方ですので、仕方がありません。
また、ナオミはこんなことを言っています。
「あたしを信用しないで、
妻としての自由も権利も与えないで置きながら、
夫婦らしくしようとしたってそりゃ駄目だわ」
しかし、「信じてくれれば行動を控える」とは言っていません。
ナオミにとっての「自由と権利」とは、いったい何なのでしょう?