さてさて本題に。
この作品にはひっかかりポイントがたくさんあるので、
少しずつ書いていこうと思います。
まずは、ナオミとジョージが住む「お伽噺の家」について。
ジョージにとってのナオミは、
大森の「お伽噺の家」の内と外とでは大違い、なわけです。
ジョージは「家の内」では完全にナオミのことを独占し、
それこそ「籠の中の小鳥」だと思って可愛がっていたわけですが、
彼は「家の外」のナオミのことを、何ひとつ知らなかった。
ナオミの交友関係も、ナオミがひとりでいる時の行動も、
何も知らなかったわけです。
ジョージが気付かないのをいいことに、ナオミの行動は
どんどんエスカレートしていき、ついに破綻を迎えるわけですが…
でも、このジョージの、ナオミに対する見方って、
まんざら特殊でもなかったりしませんか?
ジョージを「夫」、ナオミを「妻」に置き換えてみれば…![]()