http://q.hatena.ne.jp/1152512670
こちらがとても参考になりました。ありがとうございます。


http://jp.encarta.msn.com/encyclopedia_1161540741/content.html
「女郎蜘蛛」の持つ大切なイメージがいくつか見つかりましたよね。


1.色彩の鮮やかなクモである
谷崎の作品を読んでいて、私が最も強く感じるのは、
色彩の艶やかさです。ビビッドな感じ、少々グロテスクな感じ、
作品によって様々ですが、とにかく独特の色遣いがあります。


2.オスよりメスが大きく、メスは複数のオスを支配下に置く
これはもう、「男を肥料にして生きる女」のイメージそのものですよね。
例えば『痴人の愛 』なんか…。


3.「上臈蜘蛛」とも呼ばれている
「女郎」とはまるで正反対のようなこの「上臈」という言葉。
しかし、この先の谷崎作品には、もー山ほど出て来るキーワードです。
芦刈 』を読む際に重要になってくる…かも。
『刺青』の時点で既に「女郎」と「上臈」とがほぼ同価値を持って
いた、ということは、私にとってはとても大きな発見です。


男の愛(ここでは仮に「愛」と言っておきます)を
女に注ぎ込むことによって、
女はますます光り輝き、
男はただそれにひれ伏すのみ。


この、多くの谷崎作品に表れる男女の関係図を、
現代に生きる私達は、どう受け取ればよいのでしょう?