「男に負けたくない」という願いからでしょうか、
その頃の私は「男みたい」な言葉遣いをしていました。


よく「言葉遣いが悪い」「直しなさい」と言われていました。



標準語もそうですが、私の住んでいた地域の方言には
男言葉と女言葉との違い…というか、
専門的なことは調べていないのですが、私の感覚で言えば
「男らしい言葉」と「女らしい言葉」との違いが
けっこう明確に存在しているように思います。



関東から転校した私は、だいたい3か月くらいで
方言をマスターしたように覚えています。
両親の地元でしたので、聞き慣れていたのかもしれませんが。


私の言葉遣いが悪いのは、この方言修得時に
「男言葉」と「女言葉」の区別をしないで覚えたからだ、と
ずっと言い訳してきました。
まぁ、ある意味、間違ってはいないと思いますが。



だけど、原因は、そういう「技術的ハンディ」だけではなく、
私には、「男らしい言葉」を使う必要があったのではないか?


「男らしい言葉」を使うことによって、
自分を強く見せたかったのではないか?
自分を強く演出したかったのではないか?


そんな風に思えてきたのです。