そういえば私も、

話したこともない男の子を、よく好きになっていた。
そして、ひっきりなしにその<対象>を替えていた。


自分のイメージに合わないところを見かけたら最後、
一瞬にして冷めてしまうのである。


そして、また次の<対象>を探し始める。



   いったい、彼のどこが好きだったんだろう。



確かにそうだ。

私は、男たちのどこを好きになったんだろう。



今ならなんとなくわかる。


私は、この人いいなと思った瞬間から、
その人の<イメージ>を勝手に作り上げるのだ。
それも、自分に都合の良いように。


だから、私が好きになっている【A君】は、
A君そのものとは一致していない(可能性が高い)。


そして、自分の<イメージ>とは異なった言動を
A君がしたのを見た/聞いた瞬間、
その恋は冷める。



こんなの、<恋>じゃない?
それとも、<恋>ってこんなもの?