心に「あそび」を作った方が絶対にいい。

こんにちは。

見方が変われば、世界が変わる

心のメガネを変える人

林　誠です。

ブログにお越しいただき
ありがとうございます。

ロードバイクで走りに行ったとき
長めに休憩をして
さあ、行くか、と走り出した直後

ガシャン！
突然チェーンが外れちゃいました。

滅多にないことです。
何かに乗り上げて、その衝撃で外れる。

なんてこともありますが、
この時は何もなく。

道も平坦でした。

それなのに、ガシャンです。

あー、外れちゃった…

その場ではめ直しました。

最近、掃除をサボってたので
チェーンが油で汚れてまして…

手が油で汚れて、指先が真っ黒です。

途中のコンビニのトイレで手を洗うか。
自転車も掃除してあげなきゃ。
可愛そうだな。

なんてことを考えながら走り出した
ことを思い出しました。

チェーンもきちんと
「あそび」がないと危ないんだよね。

頭に浮かびました。

「あそび」は重要。

チェーンは力を車輪に伝える
重要な役目をします。

走っている途中で切れたりすると
事故に繋がります。

きちんとチェックしないと危ないです。

この時に重要になるのが
「あそび」と呼ばれる適度なたわみ。

「あそび」がない。
張が強いと力が伝わりやすいです。
でも、張りが強いとどうなるか。

突然切れてしまう。
少しの衝撃で切れてしまう。
寿命が短くなる。

デメリットの方が大きいです。

スピードが出ている時、突然切れたら。
命に係わる大事故につながることも…

また、
「あそび」があり過ぎる。
張りが弱いので力が伝わりにくい。
チェーンが外れやすくなる。
トラブルの確率が高まる。

こちらもデメリットがいっぱいです。

「あそび」がなくてもよくない。
「あそび」があり過ぎてもよくない。

適度な「あそび」が大切です。

私たちの日々の生活にも
同じことが言えます。

何でもかんでも、
気合をいれて、
力を入れて。

そうしていると、

疲れます。
長続きしません。
終わった後、
何もできなくなります。
トラブルがあったら、
対応できなくなります。

適度な余裕。
「あそび」があった方が
いい結果がでます。

全力をだすよりも
８割ぐらいの力の方が
いいパフォーマンスがでる。

よく言われることです。

一生懸命に物事に取り組む。
大切なことです。

でも、
一生懸命になり過ぎて

周りが見えなくなったり、

知らず知らずのうちに
疲れが溜まっていって
途中で諦めてしまったり。

結果として、
中途半端に終わってしまった。

こうなることもあります。

特に完璧主義の考えが強い方が
陥りやすいです。

完璧にしなければいけない。
一つでも間違ってはダメ。
いつも１００％でやらなきゃダメ。
だから手を抜けない。

で、
結果に満足できなくて。

自分を責める。

力がなかったからだ。
まだまだ全力を出せるはずだ。
もっと頑張らなきゃ。

こんなこと考えるの、やめましょう。

いつも、いつも全力。
考えなくていいです。

一つ、二つの失敗があっても。
それ程大きな問題にはなりません。

チェーンの張りのように、
心に「あそび」を作りましょう。

心の「あそび」は
手抜きではありません。

心に余裕を持って
目の前のことに集中する。

手なんて抜いてませんよ。

手抜きは目の前のことに
集中しないことです。

いつもいつも、やる事に追われて。
毎日がいっぱいいっぱい。

全部完璧にやらなきゃ。

そんなことを考えていることに
気が付いたら

一度、深く深呼吸をして。

８割でもＯＫ。
一つ、二つ間違っても大丈夫。

自分に言ってあげましょう。

気持ちが楽になれて
結果にも満足できますよ。