社会人となり問題としてあらわれ出したのが20代中頃のことです。

 

当時、一人暮らしをしていたのですが、昔から朝が弱く、起きるのにも一苦労。午前中はあまり機嫌がよくなく午後持ち直す傾向でしたのがひどくなり、会社を休みがちになり無断欠勤までしてしまいました。今でいう引きこもり状態へ突入です。

このような生活をしていた時に叔父に病院へつれていかれ下された診断はもちろんご察しの通り、「うつ病」です。ここから20年程薬との付き合いが始まりました。

薬と休養で何とか日常生活ができる程には一時的には回復はするのですが、相も変わらず心と現実のギャップに苦しみ、他人との距離感がわからないので一人で抱え込み心と体が悲鳴を上げまた休むということを繰り返していました。休職・復職を4回程繰り返しましたかね。

 

一時期は自分で命を絶ったらどんなに楽になれるか。この苦しい世界から消えてなくなりたい。本当に毎日そんなことを考えていました。駅のホームや交差点で足が動きそうになったことは一度や二度ではなかったと思います。

 

今、このようにブログを書いているわけですから、そんな行動はしていませんが、まさに尋常ではない精神状態に追い込まれていたのですね。

 

ニュースで過労死自殺の方が取り上げられていますが、意見で「死を選ぶなら会社をやめればいいのに」というのがありますが、追い詰められてしまい何とか楽になりたいという精神状態になってしまうと他の考えは浮かばなくなってしまいがちです。実際にそれの一歩手前の行動を自分自身が起こしてしまいそうになったのですから。

自ら命を絶つという大変痛ましいことが少しでもなくなるように願う限りです。

 

ご挨拶3へ