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手術を決めた翌週、私は再び病院を訪れました。
退院後の手続きを担当する看護師と会うためです。
私たちの要望を受け、泌尿器科で調整をしてくれたのです。
こちらの考えや希望を伝え、退院後スムーズに転院できるように調整をすることになりました。
もちろん、父の退院のタイミングと転院先の空き状況が合うかどうかということもありますし、そもそも父のような認知症であり、パウチ(尿をためる袋)のケアが必要な人を受け入れてくれる病院や施設があるかどうかが一番の問題です。
受け入れてくれる場所はあっても、その数自体も少ないと思います。
そのため、担当の看護師に任せきりにするのではなく、私も情報収集をしようと思いました。
自ら動くことで、入院を受け入れてくれる病院を見つけたのですから。
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泌尿器科での検査結果を聞いてから2週間後、手術するのかしないのか、医師と最終的な話し合いをしました。
その日は私一人ではなく、叔父(私と同じ市に住む母の妹の夫)にも同席してもらいました。
叔父は医療や福祉の専門職ではありませんが、感情論ではなく理論的に話ができる人であり、医師の話を冷静に聞いてくれると思ったのです。
病院へ行くと、最初に排泄ケアの専門知識を持つ看護師からパウチ(尿をためる袋)の実物を見せてもらい、手術後のケアについて話がありました。
一通りの話が終わった後、母と私の考えや手術後の希望、そして母の体調について話をしました。
看護師は、なぜ私たちが長期療養型の病院を希望しているのか、その理由も状況も理解してくれ、泌尿器科の医師に伝えてくれたようです。
そのため、その後の医師の話を聞く際に、医師自ら母の体調のことを聞いてきました。
前回、私があんなに母の体調や在宅介護の不安を訴えても、我関せずな態度だったのに…。
私は再び、母が今も悪性リンパ腫の定期検診のため大学病院に通院していること、昨年から急に高血圧の薬を飲むようになったこと、精神的にも体力的にもかなりまいっていること、何よりも父の認知症がどんどん進んでいることを伝えました。
医師の後ろで話を聞いていた看護師たちは、私の話にうんうんと頷きながら聞いてくれ、医師もカルテに在宅介護は無理であると記載してくれたのです。
排泄ケアの看護師のおかげなのか、同席した叔父のおかげなのかはわかりませんが、ようやく母と私の考えが医師に伝わりました。
そして、翌月に手術を受けることが決定したのです。