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手術の日がきました。

医師から、手術の所要時間は8~10時間かかると聞いていたので、母は朝から病院へ行き、私は夕方くらいまでに仕事を終わらせ病院へ着くよう予定していましたが、16時ころ母に電話すると予定よりも早く終わったらしく、父は既に病室に戻っているとのことでした。

病室に入ると、たくさんの管が父の体についていました。
まだ麻酔からは覚めていないらしく、時々いびきのような音がします。

母は無事に手術が終わったことにホッとしたようです。

私の到着を待って医師から話があると母は言っていたのですが、時間が経っても何の連絡もないため看護師に確認すると、執刀医は別の手術に入っているとのこと。

その後、執刀医とは別の医師から摘出した膀胱の写真を見せられましたが、結局具体的な話は何もなく、膀胱を病理検査するため2週間くらい時間がかかると言われました。
手術は無事に終わったと言うけれど、この説明では中途半端すぎます。
やはり、ここの病院の医師はあまり対応が良くないようです。

その後、母と交代し私は消灯時間(21時半)まで病室で父の様子をみることにしました。
麻酔は覚めたようですが、まだ朦朧としているため事態を飲み込めていないようです。

まずは一つ山を越えました。
しかし、この後から私たちは様々な手続きや情報収集に追われることになります。

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入院2日目

病室に行くと、トイレのドアが開けっ放しでドアには「トイレ」と大きく書かれています。
昨日、担当の看護師がドアにトイレと書いてくれたのですが、どうやら昨夜病室のトイレではなく病棟のトイレに行こうとしたようで、そのためよりわかりやすくするためにトイレのドアを開けておいたようなのです。
予想はしていましたが、やはりといった感じです。

手術を明日に控え、父は朝から食事ができません。
元々、食べることが大好きなので我慢できるか心配です。

さらには下剤を2リットル飲まなければならないので、このことにも心配がありましたが、父は苦痛を感じず予定よりも早く飲み切ったようです。

しばらく入浴もできないので、介助してもらいながらお風呂にも入り、本人の準備は万全に整いました。

夕方、泌尿器科と麻酔科の医師から説明を受けました。
麻酔科の医師がタバコを吸うか聞くので、15年くらい前にやめたと伝えると、レントゲン写真を見てタバコをかなり吸っている痕跡があったようで、肺気腫にもなっているようです。
そのため、リスクがさらに高まりました。

泌尿器科の医師から、手術方法や所要時間、手術中の注意事項の説明を受け同意書にサインをしました。

いよいよ手術です。




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入院1日目

案内された病室は個室でした。
認知症であるため、カメラやブザー(病室を出ようとすると反応し音がなる)が設置され、ナースコールも起き上がると音がなるよう配慮されています。

担当の看護師も感じが良く安心しました。

着替えをした後、担当の看護師から入院や手術の説明を受けたのですが、途中で父が泣きだしました。
手術に不安を感じたのかもしれませんが、いつもは怒りっぽく人の話をまともに聞かない父の涙に、母も私も驚きました。

その後、父は口腔外科の受診とレントゲン撮影に行き、その間私は担当の看護師から詳しい話を聞くことになりました。
看護師も突然父が泣き出したことに驚いたのか、涙もろいのかと聞かれましたが、普段は怒りっぽいことを正直に伝えました。

病棟の看護師にも、母の体調や退院後の希望がきちんと伝わっており、手術後のことや退院後のことも含めて話をすることができました。

それからしばらくして、精神科の医師が様子を見にやって来ました。
それとは別に母と私だけで医師と話をし、入院中の対応について確認をしました。

その日の一通りの予定が終わり、母と私は病院を後にしました。

父が夜間おとなしく過ごしてくれるといいのですが…。