2日の土曜はぐるんぐるん広島、RIJF、TIFと大イベントが重なってTLも大盛況。
そんな中、様々な界隈の喧騒を横目にNHKホールへ行ってきました。
e+のプレオーダーとはいえ一般で奇跡の引きをした山下達郎東京公演!

考えてみれば、ン十年来のファンであるにも関わらず初ライブという(苦笑)
昔はその気があればライブハウスで観る事も出来たのにレコードで完結しちゃってて
なぜか「ライブに行く」という発想がなかったんですよねー。
入場前に見渡すと客層がもう8割がた僕と同年代くらいじゃないかという年齢層の高さ(笑)
要するに70~80年代に青春時代を過ごした固定客が殆ど。夫婦が多いのも特徴的です。
20代、30代もチラホラいたようだけど圧倒的に男性客ですな。
とにかく「女子」がいない・・・「女史」はいるけど( ̄▽ ̄:)
最近若い人が集まるとこばかり行っててこういう落ち着いた「コンサート」というのも
久し振りだったのでなかなか戸惑うものがありました。
入場に関して開場1時間前から本人確認がある旨が事前にメールで来ていたので
その時間に行ってみたら、チケットと身分証で確認後紙製のリストバンドが着けられて
それを見せて入場するというシステムでした。
これはなかなかのアイディアだなーと呟いたらアイドル現場では既に導入されているそうでw
これが現物

Perfumeのライブでも導入すればいくらか転売対策になるんじゃないですかね?
さて、僕の席はさすが一般だけあって3階の中盤。
ステージ正面とはいえほぼ見下ろす感じだったので音響的には期待しないでいたらこれがビックリ。
NHKホールは音が良いので有名ですがその評判に違わぬ素晴らしい音を堪能出来ました。
もちろん会場に合わせたPAのサウンドチューニングを施していたんでしょうが。
内容に関しては「極上」のひと言。
マニアックツアーと言うだけあって有名曲はほぼ皆無w
最初のMCがまずその件について。
『来年デビュー40周年を迎えるにあたり振り返ってみると90年代に殆どライブが
出来なかったのもあって何十年もやってない曲や、それどころかまだ1回もライブで
披露してない曲もある事に気づいた。どの曲も我が子のようなものだしこのままでは忍びない。
この機会にそういう曲だけでセトリを組んでツアーをやりたくなった。
というわけで今回は"Ride On Time"も"クリスマスイブ"もありません。
その代わりあまりにマニアックなので集客が心配で本数を通常よりだいぶ少なくしました。
あちこちで話して来たつもりだけど、何も知らずに来られてしまった方はひとえに身の不幸と
諦めて頂きたい(笑)』
という主旨のヤマタツの説明が・・・( ̄▽ ̄)
『最初はライブハウスでやろうと考えたけど今更40代、50代のファンをオールスタンディングで
3時間というのはキツいだろうと、ホールツアーになりましたw』だそうですww
その言葉通り30年ぶりにやるとかライブで初披露だとかそんな曲ばかり。
僕も丁度90年代初頭からしばらく離れていたのもあって、曲を知ってても
タイトルが出て来ない出て来ない(笑)
それにしても一時期『もうヤマタツも限界かな』と思ったのが嘘の様なハリと伸びのある
全盛期に遜色ない声には驚きましたね。とても還暦過ぎた人の歌声じゃないですわ。
日本一の音楽オタクが本気でマニアックな事をやるとこうなるという凄みを体感出来た
素晴らしいライブでした( ̄ー ̄)
-というわけでセトリ自体が最大の演出であるこういうライブこそ
「ネタバレ禁止」という言葉が相応しいので書きません。(全部は覚えてないしw)
彼の古くからのファンでコアな楽曲好きだったら堪らんライブだとだけ言っておきます( ̄▽+ ̄*)
唯一の戦利品ツアーパンフ。
