予約はしていたもののほったらかしてたBlu-ray初回盤を昨日ようやくタワレコで回収完了。
その直後に都内某所で鑑賞会兼オフ会があったので参加して来ました。(しかも100インチスクリーン!)
自宅では再生環境がないので良いタイミングで通して観ることが出来て感謝です。
僕の「Perfume Clips」はこれでしばらく未開封のまま眠りにつくことに・・・( ̄▽ ̄)
さて久し振りにまとめてPerfumeのMVを観た感想等をつらつらと。
まずは当初あまり差が判らないだろうと思ってた過去作品でも
予想以上にディテールや色合いの違いが確認出来て、改めてBlu-rayスゲーなと。
(ただ、よく言われるように最低50インチ以上のモニターでないと判別は難しいでしょう)
で、リリースと同時にナタリーでアップされた関さんのインタビューが話題ですが
これはやはりファンなら必読。
Perfume Clips - 関和亮が語るPV制作の裏側 -
Clipsを通しで観てからこのインタビューを読んで、自分が漠然と彼に対して持っていたイメージが
間違ってなかったのを確認しました。
それはひと言で言えば『穏やかな反骨と狂気』(笑)
インタビュー中にも何度か出て来る『他と同じことをやっても仕方無い』『事務所側の意向に
耳を貸しながらも現場判断で無視』という事からクリエイターとしてこの人は信用出来るな、とw
僕が感じてる彼の作風の特徴として主に3点
1. リンゴ
2. 映像の繰り返しや万華鏡的サイケな映像によるドラッグ的効果
3. 身体パーツ(特に唇)のアップ多用
1に関してはPerfume自身も気がついているみたいでコメンタリーで言ってますねw
2と3は恐らく関さん自身も無意識でやってるケースがあるんじゃないかと。
特に2は、今回インディーズ期のも観返してみたんだけど"モノクロームエフェクト"が
原点じゃないですかね。
既に"Handy Man"と同じ万華鏡的な事をやっているし、"ワンルーム・ディスコ"に出て来た
ビルの書き割りも登場してるというね( ̄ー ̄)
http://youtu.be/qa-TB856qPQ
関さん自身、初めて買ったのがWinkと爆風スランプで、"コンピューターシティ"の頃には
ノイズ系エレクトロニカに影響受けてたと語ってるように音楽的嗜好も守備範囲が広い。
だから発想の引き出しも多いのが、ある意味ヤスタカやMIKIKO先生にも通ずる所かもしれません。
Team Perfumeの屋台骨を支える人が総じて同じような傾向にあるってのが面白いですなw
そう考えてみると、最初に音楽プロデューサーにヤスタカ、アートワーク担当として
関さんを指名したアミューズの人が最大の功労者なのかもしれません。
誰なんだろう?
両者の暴走を見て見ぬ振りをしてきた点も含めファンとして感謝状のひとつも送りたいものです(笑)
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