Team Perfumeの三賢者によるトークショーが題して「Perfume inspired by Rhizomatiks」
さすがに遠征組はいないだろうし大丈夫だろうと思いつつ、それでも朝8時前に会場着。
その時点で既に50人くらい待機中Σ(゚д゚;) 聞けば5時過ぎくらいから並んでる人もいたようでw
何とか2時間半を耐えきってゲットしたのがこちら↓

界隈の方々と合流後まったりして、開場の13:45までは自分にとって2回目の展示鑑賞しました。
そしたら前回の時にはなかった来場者の3Dスキャン映像があるわ、ボケボケだったSoLのMVは
HD画質になってるわ、カンヌの衣裳コーナーではモーター部分の生地が開かれて
中身が観れるようになってるわ、あまつさえ投影される映像も手が加わって一部違ってるわと
Rhizomatiksの展示は1回観ただけでは油断出来ないのを痛感させられましたとさ(;^_^A
で、トークショーは結局当初予定より100人近く立ち見追加で会場満杯に。
整理券順に入場ながら席は自由との事で僕は前から5列目MIKIKO先生のほぼ正面ゲット。
ちなみにステージ下手から司会の畠中氏、MIKIKO先生、関さん、真鍋さんの席順でした。
その両脇にスクリーンがあったんですがトーク中真鍋さんが色々映像をPCから出しまくって
話が進まないのでMIKIKO先生から注意される一幕も( ´艸`)
そういう時の真鍋さんはただのパフュオタでした(笑)
トークの詳細はネット中継してた方のツィートを遡って頂いたほうが確かかも。
(今回公式Ust配信・アーカイブは無し。撮影・録音不可の代わりにTwitter中継はOKでした)
まぁ印象に残ってるのを順を追ってつらつらと・・・
最初のお題はそもそもの3人の出会いから。
まずは関さんが『アクターズスクールに通ってて』とボケをかまして場内爆笑というスタートw
まぁこの辺のエピソードはだいたい既出ですが…
関さんと真鍋さんの出会いはクラブイベントで、詳細は「ピー」な事が絡んでるらしいww
ビタドロくらいからPerfumeは知ってた真鍋さんが本格的にハマったのが"コンピューターシティ"のMV。
というところでスクリーンに出したのはいいけど、それが普通につべにアップされてるV←
場内は完全にズコー!となり『Y◯utubeて!』と総ツッコミ(笑)
08年頃に関さんから真鍋さんを教えられたMIKIKO先生がYoutubeで検索したら
最初に出たのが筋電センサーを顔に貼付けたシャカ兄で『ヤバい人かも…』と思ったのは
真鍋さん本人も「でしょうね」とw
『True』という公演がファーストコンタクト。以後2年くらいは接触無し。
東京ドームの演出案に悩んだMIKIKO先生が真鍋さんを思い出し恐る恐る電話をしたと。
その際にありとあらゆる提案があったものの、先生自身が理解出来なかったり(笑)
会場製作スタッフへのプレゼンが上手く出来なかったりで実現したのが光るバルーンと
掟のあ~ちゃんのレーザー銃だけだったそう。
あとはザッカリーを引き込んでの映像。その試作段階のパーツ映像も大盤振る舞い(*´◡`)
それ以後については皆さんもご存知かと思います。
後半は事前にピッアップされた質問に答える形になりました。
(道明寺さんのが2つも!でもひとつは真鍋さんにパスされてましたがw)
個人的に非常に印象的だったのが、ドームの時スタッフに前例がない演出を
上手くプレゼン出来なかったMIKIKO先生も自身がスキルを身に付けたと同時に
elevenplayでRhizomatiksとコラボする事で結果的に説明素材を手に入れたというくだり。
やはりあそこで実験した演出をPerfumeのライブにフィードバックするのは意識してた様で。
同じような事はヤスタカも『capsuleで実験した事を取り入れてる』とインタビューで言ってますね。
関さんも然り。Perfumeで何が出来るか常に考えてるという主旨の発言がありました。
真鍋さんは言わずもがなです。Rhizomatiks内で4人くらいは実際P.T.A.会員だと言うし(笑)
『Perfumeについては他の仕事と違って楽しんでやってるのはファンにバレてると思いますが』と
白状する始末( ̄∀ ̄)
寄ってたかって優れたクリエーターが色々試してみたくなる『素材としての才能』
(サラッと受け入れてしまう本人達が凄いのは言うまでもないですが)
やはりこのあたりが根本的に他と違うPerfumeの特異性でしょうね。
3人でPerfumeではあるけど、もはやそれだけでは無い。
しかも一人が突出して舵を取ってるわけじゃないけど向いてる方向が皆同じという
スタッフを含めたプロジェクトとして総体で成立するのがPerfume。
最近よくのっちが『みんな身内になっちゃえばいい』というのも自身それを気づいて
なおかつ面白がる事が出来るから言える事。
メディア・アートに振れるのを嫌がるファンもいるようですが、当事者達が楽しんでいる以上
気に入らないなら離脱されては?としか言えませんな。
終了後は関ファミリーとMIKIKO先生、真鍋さんと全員が普通にロビーで立ち話という一幕もw
しかしいつの間に関さん子持ちになったんだろ(°д°;)
予想してたよりかなり長く濃い2時間でした。
僕は中継より全神経を集中して脳に焼き付けるほうを選んだので疲れましたわw