さて、と。そろそろ本編について語って良いかな?w

とはいうものの、ドームDVDについては一曲ずつ書くと長くなり過ぎるので要点ごとで。
ーP.T.Aコーナーから「Perfume」にかけてのアイドルパートは
正直言って個人的に興味無いので他の方に任せますわ(;^_^A



 まずはやはり今回の目玉「Perfumeの掟」
(正確には「575」の後「12345678910」の映像から掟パート終了までですが)
全編通して観た時、とてつもない異物感(良い意味で)がありますね。

僕はedge-⊿MIXを越えるパフォーマンスはしばらく無理だろうと思ってました。
それがこうも早くやらかしてくれるとはねぇ・・・
掟とGAMEは何回観ても飽きませんな(o^-')b

そこで、「掟」を何回か観て意味を考えているうちに思いついた事があります。
『これはPerfume10年の歴史をダンスで表現してるのかな?』と。
最初のマネキンはーここで一旦セトリは置いといてーいう感じですね。




 まずメンバー登場から3人のダンスパート。
ダンスは言うまでもなくキレキレなんですが、僕が注目したのは
この時後ろのスクリーンに流れる映像です。
 ーちなみに関係ないけど最初の立ち姿で、あ~かしに比べてのっちだけ
 拳法の達人の『無形の構え』みたいにすごく肩の力が抜けた自然体に見えますwー


ーで、時々線画アニメの様に乱れる部分が何か見覚えある気がしてたんですが
あれは超音波検診(いわゆる「エコー検査」)で妊婦の腹の中の胎児を撮った
動画に似てるんじゃないかと思った訳です(;^_^A

そこから妄想が膨らみます。
メインステージにいる間はアクターズスクール時代、つまりデビュー前の
ぱふゅーむ誕生を表しているんじゃないか?と。

そう思って観ると『右手と右足が一緒に動いています』『手の位置も正確に』
『5,6,7,8』
等、ダンスレッスンの様にも聴こえます。w

じゃあ「10人のかしゆか」は何だ?といえば、その他大勢の一人に過ぎなかったのを
表現してると考えられないか?
そして第一期ぱふゅーむから二人になった所であ~ちゃんアップ。
レーザー照射は、今の三人になると同時に迷い(バルーン)を断ち切り
この体勢で活動する決意を固めた。
撃つ順番がかしゆか→のっち→自分というのが微妙だけど、自分は後回しという点で
らしくもあるかなとσ(^_^;)

次に一旦フラッシュバックの様に、Perfumeとしての歴代シングル盤の決めポーズでのっち登場。
ここからパリコレモデルばりの存在感でランウエイを歩く姿が、まさにあ~ちゃんがよく言う
「おいしい所をかっさらう」のっちたる所以ですね(^~^) 
しかもセンターステージでの彼女独特のタメの利いたダンスはホレボレしますな。

センターステージに三人が集合して、現在のPerfumeに。
最初のダンスを繰り返し、一度ブレイク。
(この時、最後の決めでのっちがよろけて体勢を崩した様に見えるんだけど違うかな?)

そして見事なマイケルダンス(←オイ!ww)
武道館のシティ故障バージョンを再現してる様に見えるシークエンスに、その後の
吐息がまた代々木のedgeを思い出すんですが・・・考え過ぎ?


 ラストは最初のマネキンポーズに戻って衣裳替え。

【追補】そのマイケル風ダンスの振り自体も、見ようによっては降り掛かる火の粉を払ったり
    沸き上がってる自我を抑えようとする様にも取れるんじゃないかと。

    そして肝心な事を書き忘れました。
    度々出て来る敬礼のポーズ。ーこれこそPerfumeという『ホーム』への各人の忠誠を
    表している気がしたんですよね。




 ついでにもう少しこじつけます。衣裳までもし、通して意味があると考えればどうなるか?
最初のトロンから金色衣裳までがチョウの幼虫。
そして例の緑のがサナギとすれば、最後のマリメッコで羽化した蝶に見え…無くはないかな?あせる

さすがに無理矢理過ぎるか(笑)

妄想タイム終わりw








 ところで、上記の通り「掟」ではのっちの存在感が凄まじいし、あ~ちゃんも勿論良いです。
でも目を奪われるのが、相変わらずの流れる様なダンスにいつも以上のアイスドール的
無表情のかしゆかが凄い!
目だけ潤んだ感じで、大人の色香も備わりゾクッとするものがありますね。
恐らく体調不良だったのがこの時は良い方向に働いたのもあるんじゃないかなと。

それと最初はダンスの早さを間違えて映像とズレてる様に見えてたのが、よく見ると
処理能力不足だったのか分からないけど、終始映像の方が遅れている事に気がつく筈です。
彼女の名誉の為にこれは言っておきたいですね。