というわけで引き続き「不自然なガール」です。

 某所で入手した、あのダミープラグ装着の量産型MIKIKOを24体投入したフルバージョンPVを
繰り返し観て、極力客観的に検証してみた。(何となく本物が混ざっていそうな気もするんだがw)

 と言いつつ、PVの話の前に曲の話を少し。

第一印象の通り、実にキャッチーな曲である事は間違い無いです。
ターゲットを同年代女子に定めてロックオン!っていうのがありありと見て取れますな。
普段、音楽はユーロビートくらいしか聴かないギャルの皆さんも、アワよくば取り込もうとでもする様に。
個人的にはどうもそこが引っ掛かるんだが・・・そんなもん取り込んでも・・・(ry

それと、自分の中では意味も無くこれと被って困ってます↓w





ーさて本題。
今PVのテーマの一つは「色彩」であると思います。
モノトーンの床にカラフルなボードとパープルのダンサー軍団。3Dでもないのに3Dメガネww
(まさか3Dメガネをかけると本当にPerfumeが飛び出すんじゃないだろうな…)

そして主役3人の衣装は、真紅のエヴァ弐号機風’JUNYA SUZUKI’改(笑)
流石に関さん、色の見せ方は上手し。

ただ何回観てもあのダンスとPVで、衣装の必然性が分からん(-"-;A

本当に弐号機vs量産機のあのシーンを想定してたのか?と勘ぐってしまう私はどうせエヴァオタですあせる


 全体の構成では、何人かのブロガーさんも指摘されてるチェコアニメ的な匂いがします。
ヤン・シュバンクマイエルを代表とする、彼の地のアニメで特徴的な「ストップモーションアニメ」
つまりコマ撮りってヤツですな。

日本でもこういうのがあったりします↓



ちなみにこの映像の作者VJ toowa2氏は2008年に出たエヴァのremix MVも手掛けた作家ですw


またMIKIKOさんの振り付けも、コマ撮り風を意識してる節があるし。
特に『トン、トン、トン』と体を揺らす箇所や、今までに無いほど各間接を使う直線的な動きが目立ちますね。

歌部分はあ~かしメインでも、こういう「振り」ではやはりのっちの独壇場。
中盤以降、画面に向かって来る場面ではホレボレする動きを見せてくれるじゃないですか、お客さん。

・・・それにしても3人の腕関節は一体どこまで柔らかいんだっちゅーの ∑(゚Д゚)



そしてこの曲のメインイベント?というべきなのが、これもここまでハッキリとしてるのはかつて無かった
かしゆかソロパート。
ここはもう従来ファンへのサービスショットと言っても良いかもしれません。
まさに「戦略核兵器かしゆか」投下の瞬間ですな( ´艸`)

あ~ちゃんだと少し生身の感じが強過ぎるし、のっちは表情がつき過ぎるのと自然に指が動いたりして。
その点かしゆかは、あの手のお人形チックな佇まいが実に絵になりますねー。
結局このソロパート以降、曲後半は最後までかしゆかをメインにフィーチャーしてます。

つまり曲の入りはあ~ちゃん、中盤のダンスメインの箇所はのっち、と見事に3パートに分けて構成
してるあたりは、流石に関さん伊達に長い付き合いじゃないね、という所ですか(^-^)/


いよいよ『もおもおループ』(←勝手に命名)のあとのラストシーン。
ボードに入っていくアクションで、P.T.A会員は思い出しませんか?
PS撮影風景のMOVIEでのっちがやった「エスカレーター」ww


このPV、わざとかどうかは不明だけど最後の最後でもう一つ仕掛けがあります。

3人がイリュージョン的に消えたあと、かしゆかのボードだけ一瞬モゾモゾ動くんですよ。
(スローで見れば解ります。)
果たしてこれは「ナチュラル」に対抗して関さんが仕掛けたイタズラなのかな?(笑)







さてさて、PVを通して見ての印象は、曲のコンセプトが女子受けを狙ったものなのは確実。にも関わらず
「このPVでは、サレオツ女子はついて来んじゃろ。」

という身も蓋も無い事に・・・(爆



あとは、4月4日の生MJで実際の振りがどうなのか?っていうのが問題ですなぁ。
そして間違ってもスクールメイツとか付けるなよ!