まずは東京事変の『スポーツ』ーこれ、もの凄いアルバムです。
$Stairway to SEVENTH HEAVEN-スポーツ
http://www.amazon.co.jp/スポーツ-東京事変

勿論今までも良かったんですが、今回3枚目にして完全にバンドとしての音を確立したと思いますね。
メンバー個々が達人の集まりなのだから当たり前っちゃそうなんだけど、過去2作と比べて熟成度が
別次元の仕上がりです。

個人的に、このバンドは特にリズム隊の音が本当に気持ちが良い。全体の音も流石に亀田氏が手掛けて
いるだけあって、実に良いバランスです。
各パートの音の粒立ちが鮮明で、尚かつ、ここ暫く他のバンドでは感じた事がない古くて新しいロック
バンド的なグルーブ感を感じますね。一度iTunes Storeで試聴だけでもしてみて下さい。




 で、なんで今回記事がこんなタイトルなのかと言えば、この『スポーツ』の一曲目に『生きる』と
いう5分26秒の曲があるんですが、これが始まりから約2分40秒程までエディットされたアカペラの
コーラスになっていて、鳥肌ものなんです。

最近、Perfumeの今後の音楽的な方向性に、今まで無かった要素で何があったら良いだろう?と考えて
いたんだけど「これだ!」と閃いた訳ですよ。(大きなお世話なのは重々承知ですw)

過去に部分的には散見してても、Perfumeのコーラスワークを前面にフィーチャーした曲って、なぜか
無かったですよね?
そして動画でUPされてる様に、彼女達はやろうと思えばちゃんとコーラスも出来るのだから、あれを
生かさない手は無かろう、と。

まあ中田氏の事、生声での曲はまだ期待出来そうもないから、エフェクト+エディットのものでも
良いんで、ぜひコーラスの多重録音を取り入れて欲しいんですけどね~。

やはりPerfumeの最大の武器は3人の声だと、改めて思うんですよ。
全編最小限の楽器の音で声が主役の曲、というのが聴いてみたいですな(^-^)/

中田サン、あまりそっちの多重録音は好きじゃないのかな?