いてくれると安心するわけ

ちょいちょいここで登場する長老。

透析のベテラン臨床工学技士さんです。

昨日は班には入らない勤務でしたが、

日勤にはいてくれて。

朝は穿刺に来てくれて。

合間もちょこちょこ。

終わりの回収や抜針にも。

そして忙しかったのに、

シャントのエコーもしてくれました。

朝行ったら長老が、

私の透析機械の画面をみて、

「◯◯ちゃん、すごい増えとる！」って。

ずっと食べる量が少なかったから、

透析と透析の間の増えも少なくて。

栄養の点滴をしょっちゅうぶら下げていたけど。

昨日はわりと増えていて。

「自力で増えた(笑)」（栄養の点滴なしで）

長老や看護師さんが、

おぉ〜、って褒めてくれました。

嬉しかったな。

穿刺は長老をもってしても苦戦して痛くて。

「がんばれるとこまでで」って、

言ってくれたのが心強くて。

透析中ベッドへ寄ってくれた時、

「一人で耐えとるん？」って。

痛いって言ってないのに。

笑ってお喋りしてたのに。

「なんでわかるん？」って聞いたら。

にんまりしてた。

透析終わりがけ、

「痛いの頑張ってくれたから」って、

言葉をかけてくれて。

そんなこと言われたら……、

言われたら、だよ(笑)

穿刺が痛いと針を抜く時も、

たいがい痛いのだけど。

「長老が抜いて」って言ったら、

「ええよ、魔法、」って。

痛いのに怖くない魔法。

痛いのに痛みが和らぐ魔法。

我慢をすくいあげてくれる魔法。

いてくれると安心するわけ、は。

説明出来ない、言葉では表現できない。

今年も長老とたくさん笑って過ごせますように。

先月植えたお庭のビオラ。

株が成長してきてキレイです。

ビオラの花言葉の一つ「小さな幸せ」。

小さな幸せをいつもありがとう。

小さくないな(笑)

私にとっては大きくて大切な幸せ、です。