語学学校の甘い罠 その1 | くじらの南仏プロヴァンス日記


もうず~っと前の話ですけど、仏語の語学学校に通ってました。

よく「外国に住んでりゃあ、英語だって仏語だって話せるようになるだろ」って

思うかもしれませんが、ただ住んでるってぇだけでは話せるようにはなりません。


血を吐くような努力血、打たれても立ち上がるジョーのようにジョー勉強しなければ

語学というものは習得できません。

で、ただ住んでただけの私は、このままじゃアカン・・・と思い、がっこーに通うことにしました。

(ちなみに当時旦那とはヘンテコリンな英語で会話してました)



学校・・・・。


ああ、何年ぶりかしら。

共に学び、共に成長する。


卒業するときは、皆で胸をはり、涙をこらえて朗らかに別れましょう。←早いよ!

で、期待と共に扉を開けたら・・・・。


そこには私と同じようなユル~イ人たちばかりがいました。



ふっ・・・・・。

何がユルイかって?

それはね、この学校は1日2時間、週3回の計6時間・・・という

語学学校としては最低レベルの授業数しかないんですよ。


こういうユル~イ学校にはユルイ人たちしかいないので、授業もユルイです。

これからフランス語を学びに来る留学生のみなさん、

最低でも1日4時間×週5回、計20時間くらいの学校じゃないとイケマセンよ

出される宿題、次の日の予習でヒィヒィ泣泣くくらいではないとイケマセン。

そのくらいしないと仏語はモノになりません。(特に1年間の留学期間の人は)



で、そんなユルイなかに、丘の上の王子様がいました。
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そうね、アンソニー。(本名はたしかスチュアートとかいう)


海の見える教室で(見えないケド)二人は机並べて

同じ月日を過ごしたのよね・・・・。←たった2ヶ月だよ( ̄□ ̄;)!!


あなたの話す仏語がちっともわからなくて、

「英語で話してよ」って言ったけど、でもアタシ、あなたの英語の発音が良すぎて

よけいにわかんなくなったわヽ((◎д◎ ))ゝ

アンソニー、イギリス人だったの。


ああ、あの頃はアンソニーに会うために、毎回気合いを入れてお化粧したもんだわ・・・・。

別にね、浮気とかじゃないのよ。

学校に気になる人がいると、なんとなくウキウキ音譜するでしょ。そんなかんじ。


でね、アンソニーがイギリスに帰っちゃったあと、次に現れたのがこの人。
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日本人の男の子だったわ・・・・。

胸のポケットにいつもペンを2~3本いれてたわね。












彼はフランス政府の給費留学生で普段はマルセイユのナントカ大学の研究室で

なんかやってたらしいけど(聞いても理解不能だった)


勉強ばかりしててもつかれるので、息抜きに仏語の勉強しにきた・・・って言ってたわ。

でね、よくよく話してみると、私と同郷だったの。

同じ県で同じ市で家もけっこう近所で、同学年だったのよ~~~。


こんな偶然ってあるかしら。

こんな日本から離れた異国の地で幼なじみのような人に会えるなんて!

タッちゃん、南ホントにうれしかったわ。・・・・きゃぴぴ♪



タッちゃんとは、授業が終わるとよくカフェにいって一緒に宿題しました。

いや、宿題してるのはタッちゃんで、南はタッちゃんの宿題写してるだけだったけど・・・(笑)


学校サボって他の街に遊びに行ったり、よく長電話もしたわね。
日本語で語り合って、日本語で笑い合うのがとっても楽しかったわ。


車の通りの激しいところを横断するとき、ハズカしそうにそっと手をとってくれたわね。

ああ、これこそラブラブ青春じゃないの~~~~ラブラブ


タッちゃん今頃何してるのかしら・・・。

南のこと覚えててくれてるかしら?←しつこい?


でね、タッちゃんが帰国したあと、な、なんと超大物が現れました!←Σ(゚ロ゚ノ)ノ変わり身早っっっっっ

でも、もう続きは次回に書くわ。



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