誹謗中傷の加害者が起訴されました | 池袋暴走事故 遺族のブログ

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平成31年4月19日、池袋において発生した交通事故。10人が重軽傷を負い、私の最愛の妻と娘の尊い命が奪われました。
再発防止について活動して行きます。
何卒よろしくお願いいたします。

  誹謗中傷 起訴されました。

本日、私に以下の文を返信してきた方が、侮辱罪で起訴されました。

報道はこちら
起訴されたので、今後は刑事裁判が行われることになります。

誹謗中傷をして、被害届が受理されると、警察に捜査され、呼び出され、スマホも押収される可能性もあります。
さらには起訴され、裁判に出たり、裁判結果によっては刑罰を受ける可能性まで出てしまいます。

当然、人間である以上、自分と違う意見や思想を見ると怒りが湧いてしまうこともあります。

しかし、
上記のようなリスクを背負ってまで、人に誹謗中傷をしたいか。」
つい誹謗中傷をしてしまう人が、そう考えるきっかけとなる裁判になって欲しいと思います。

  批評と誹謗中傷の違い

「訴えられるかもしれないと考えたら、ネットで何も言えなくなる」
「言論弾圧だ」
そう考える方もいるかもしれません。

違います。正当な批評をすることは言論の自由です。正当な批評なら発言は自由です。

つまりは単純な話、誰に対しても、誹謗中傷をしなければいいだけだと私は思います。

例えばです。
政治家などに自分の意見を発信することは正当な批評です。
しかしその際に、例えば「死ね」と言った侮辱を言ったり、憶測や偏見を元にした侮辱を言う必要は無く、誹謗中傷に変わります。

批評と誹謗中傷は違います。

皆様には言論の自由があります。
是非、発信する前に、「これは批評か。誹謗中傷ではないか」と一度考えてほしいです。これは言論の自由の萎縮にはならないと私は思います。

もっと言えば、ぜひ政府は、何が誹謗中傷なのか、何が批評なのか。大まかなガイドラインを作っていただきたいと思っています。

  最後に

画面の向こうには、自分と同じ心を持った人がいます。
優しい社会になりますように。その為にまた闘います。