(…………もしかして、
この人…死ぬ死ぬ詐欺？……
)
) ……嘘、 冗談です、それでもいいです
新型コレラのせいで病院から許された面会は週に２、３回だけだったけど
とてもしっかりしてきて顔色もよくなってきてた。
(末期の肝硬変のはずなんやけど…やっぱり不死身か？…それとも もしかして…誤診？)
『退院』の言葉を伝えた時、お母ちゃんはお父ちゃんの手を握って泣いて喜んだ。
でも、お父ちゃんはその時まだ「でもそのまま家には帰れず施設に移ることになる」と、続きを言い出せないままでいた。
しゃーない
ここは私が伝えよう…。
ここは私が伝えよう…。後ろから耳元に近づいて
「あのな、退院はできるんやけど、今寝たきりで歩かれへんし お家でのお世話は難しいから 一旦施設に移ってリハビリして、それからお家に帰れるように頑張らなあかんねん
(これは嘘ではないと自分にも言い聞かせてる…)
(これは嘘ではないと自分にも言い聞かせてる…)あとな…残念やけど施設に入ったら今はコロナで大変やから施設の人達を守るために面会もしばらく出来へんようになるねん…。
でも、ここまで頑張ってんからもうひと頑張り我慢できるよな
！」
！」返事が怖かったけど…
お母ちゃんの聞きわけは最高によかった。
お母ちゃん「どこであっても、もうええ…
あんたらがこうして精一杯してくれるから…施設でもええ…
まだ…頑張るで
」
」私「いや、特別何にもしてないけどな
してくれてるのは看護師さん達やし…」
↓↓↓その時の
写真
写真(動画からの切り抜き)
退院報告をしたこの日 、
4月15日はお母ちゃんの
８３歳の誕生日だった
お父ちゃんが買っていったショートケーキも食べさしてあげたら「美味しい～～
」ってほぼ一個食べた。
」ってほぼ一個食べた。明日から介護老人施設に移ることになる。
ほんとに偶然だけど、受け入れが決まったその施設は以前にお母ちゃんが踊りの仲間とボランティアに行ったりしてたらしい。
施設の名前を教えると本人がちゃんと覚えていた
実家からも割りと近いので
ひと安心…といいたいところやけど…
そう、あいつ！あいつのせいで！
明日、病院に施設の方が迎えに来てくれるので直接施設に移るのだけど、
現在施設は完全に面会禁止になっていて、明後日からはしばらく本当に会えない…
そう、あいつ！にっくき憎き
コロナ！コロナめーっ
ほんまにっ‼️
とにかく‼️
一刻も早く消えて終わってーっ