いつもブログをお読みいただきありがとうございます!

ダイヤモンド・ハート子育てマイスターの麻衣

です。

 

 

先日私の「お金の先生」とお話する機会がありました。

(証券マンとして6000億の資産を運用した経験もあり

本を2冊出しているパキスタン人のナイスガイです)

 

その方が面白いことを仰っていました。

 

「僕は成績オール2だったんだよね~」

 

彼の出身大学はアメリカのデューク大学。

超難関校です。

東のハーバード、西のスタンフォード、南のデューク

呼ばれるなど総合大学としてはアメリカ屈指の大学です。

 

※写真はスタンフォード大学です。

 

 

そんな彼が日本の学生だった時の成績はオール2。

どう逆立ちしてもデューク大学に入るのは難しい状況でした。

 

でも彼はここである「魔法」を使います。

 

「当時の先生が

『高校2年の成績と論文が良ければいい』

っていうから高校2年の時だけ猛勉強したんだよね

 

そしてそれまではオール2だった彼は

高校2年の時に猛勉強の末4~5に成績を上げ

デューク大学への切符を手に入れました。

 

 

また就職の時も面白くて。

超名門校デューク大学ではパッとしない成績だった彼。

何とか入った大学だったものの

周囲のレベルとの違いを感じていたそうです。

 

給料がいいので証券会社に入りたかったそうですが

アメリカの証券会社はデューク大学の中でも

優秀な生徒にしか門戸を開いていない…

 

そこで彼は考えました。

 

「デューク大学の優秀な生徒にはない自分の強みは何か」

 

同じ土俵で勝負すると負けは目に見えています。

彼は自分が勝てる土俵を探すことにしました。

 

そこで見つけたのが

「日本語と英語が喋れるデューク大生はほぼいない」

ということ。

 

 

 

頭を切り替えた瞬間

日本語が喋れる優秀な学生を探している日本企業が

近くで合同就職説明会を開くことを知ります。

 

そこでも彼の本領発揮。

 

彼は企業の担当者を見渡し

「日本人」の担当者が来ている企業に目を付けました。

 

日本人は「英語でのコミュニケーションが苦手」と判断してのものだったそうです。

面接官よりも有利な立場に立つ心理戦だった、と。

 

そして日本人の担当者が座っている日本の証券会社のブースに座りました。

見た目は外国人の彼ですから、担当者は「外人だ!!」と思ったことでしょう。

担当者が不安げに英語で切り出したところ

小道具として持ってきていた日経新聞を開き彼はこう言いました。

 

「大丈夫ですよ。日経新聞が読めるほど日本語が堪能ですから」

 

その一言ですっかり打ち解け

あっという間にその企業への入社が決まったそうです。

 

 

 

さあ、この話からあなたは何を思いますか?

 

 

 

パレートの法則

 

と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則で

80:20の法則とも言われています。

全体の数値の大部分は全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論です。

後に社会的な現象にも使われるようになったこの言葉ですが例えば

 

・20%の売れ筋商品が会社の売り上げの80%を生み出している

・20%の高額所得者が納税額の80%を支払っている

・世界の富の80%は20%の富裕層が保有し、世界の富の20%は80%のその他の人々によって保有されている

 

などなど。

 

数ある例の中で彼が良く強調するのが

 

物事の本質の80%は20%を見ればよく分かる

物事の成果の80%は費やした時間の20%で得られる

 

ということです。

 

まさしく彼が実行したことの通りです。

 

 

彼は学生時代必死に勉強をしトップをキープし続けたか?

いいえ、そうではありません。

むしろ優秀とは言えなかった。

 

でも彼は「20%」に力を掛ける方法を実践しました。

1年だけは集中して猛勉強し、デューク大学に入った。

 

デューク大学で日本語と英語が喋れる学生が何%いたかは分かりませんが

より小さい土俵で勝負することで

少ない労力で大きな結果を得ることが出来ました。

 

もし彼が残りの大多数と競争して就職活動をしていたら

何倍もの時間と労力をかけたにもかかわらず

結局証券会社に入れなかったかもしれません。

 

これこそ私は本当に「賢い人」だと思うのです。

 

残念ながら私は賢くなかったので(笑)

何をするにも時間をかけて必死で勉強していました。

 

受験勉強も毎日何時間も必死にやりました。

基本教科書丸暗記です。

ひたすら書いて覚える、ということをやり続けました。

高校2年の冬以降、どんなドラマがやっていたか

どんな音楽流行っていたか全く思い出せません。

 

だってそれしか方法がないと思っていたから。

 

そうそう、先日知り合った方と雑談していたら

ファイナンシャル・プランナーの資格は

3級ならたった2日の勉強で取れるよ!

と仰るではありませんか!

真面目に3か月くらい毎日勉強したのに…(笑)

 

つまり、こういうことなんですよね。

 

 

日本人の勉強の仕方

そして仕事の仕方は多くが

 

非効率的

 

だということ。

 

長い時間をかければかけるほど

「頑張った」と評価されるし

自分も「頑張った」気分になってしまう。

 

私は会社で嫌と言うほど味わいました。

「残業をたくさんした人ほど頑張ったと評価される」現実を。

 

本当なら締め切り時間内にちゃんと終わらせることが出来る人が

効率的・マネジメント能力あり・優秀と評価されてもいいのに。

 

1枚の資料を作るのに「完璧」を求めて何十時間も費やす。

果たして本当に「優秀」なのでしょうか。

 

80の時間をかけて20の成果しか得られないのであれば

やっていることは「自己満足」以外の何物でもない。

 

 

 

受験生を見守る多くの親

特に私を含め昭和の世代の方は

努力の方向性を間違っているように思います。

 

毎日何時間も机に座って

勉強をすることがいいことだと思っている。

 

「毎日の積み重ね」

という言葉が大好きです。

 

だから子どもが「机に座っていない」ことが気になる。

 

だから大学受験に向けて

子どもがまだ物心ついていない時から塾通いをしないと不安になる。

 

 

親は子どもに「頑張れ!」とただエールを送るよりも

自ら調べ、学び、人に訊き

なるべく少ない労力で最高の結果を得られる方法を

アドバイスできる「参謀」でいれたらいいんじゃないか

そんなことを思う今日この頃なのです。

 

そして何よりも

彼が素晴らしいアイデアを自力で閃いたように

 

子どもの考える力を伸ばす

「質問力」を親が身に付けていきたいですよね。

 

 

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今日もお読みいただきありがとうございました!

 

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