と意識したときには既に
揺れていたように記憶しています
揺れは体が覚えていました
とっさに目の前の机の下に体を収める
息を吸って、吐く
経験から、あくまで経験からです
これぐらいの揺れだったら… と
念ずるように、待ちました
そのとき、
ムスメは登校中
ムスコは文化祭の代休で自宅
オットはすでに職場到着
ムスメは
たまたま、友達と待ち合わせをしていて
家から10分と離れていない場所にいたそうです
帰ろうか、行こうか、迷ったそうですが
すぐに友達が来て
何人かで合流し
そのまま登校しました
中学生の子どもたちの状況判断
それでよかったのかと…
他地域で起こった、倒壊事故の報道を見て
非常に考えさせられました
経験していても…
その経験を生かせないのであれば
経験していないのと同じではないのか
なぜ、ムスメといや、家族で
ちゃんと話し合っておかなかったのであろうか
家の中では防げても、一歩外に出たら?
反省することばかりです
夕食はムスコが作りました
「明日、調理のテストあるから」
明日、いつも通りに学校があることを
当たり前のように考え、準備する
経験がなければわからないけれど
明日の準備をするのは、悪いことじゃない
むしろ
そう考えて よいときもある、きっと
ムスメは無事に帰宅し
淡々と、外の様子を話した後
「untitled」みていい?
そうやね、
あなたには 何より心強いこと
夜中
余震がたびたびありましたが
報道等で 大体の様子がわかったので
子どもたちも
ゆっくりお風呂に入って
オットは、いまいちばん楽しみにしている
サッカー中継をするからと
飲む気にはなれませんが
こういうことが
なんとなく、癒しというか…
JALの60秒バージョンも嬉しかったです
最後に
揺れが収まってすぐの頃から
たくさんの方にご連絡いただきました
ほんとうにありがとうございます
慌ててしまって
かえって心配をさせてしまった友達も
ごめんなさい
あえて、遅がけにご連絡いただいた方も
控えてくださっている方も
お気持ち、ありがたいです
直接的な被害を受けている方のご回復と
尊い人命を失われた方のご冥福を
心より、お祈りいたします
2018.6.19