ハチロク❷ | まぁしゃんのブログ

まぁしゃんのブログ

音楽でたくさんの人たちと楽しい毎日を過ごしていきます。
それをブログにしていきます。

~父と暮せば~
天野達志 1人芝居


初めて芝居というものを見た
そしてこんな表現の仕方に衝撃を受けた
本の朗読と芝居
片手に握られたのはその本
天野さんは言う
「この会場のセットはパイプ椅子が一つとライトスタンド、私のみ、この芝居にはセットはこれだけです。楽しんで頂くにはみなさんに手伝って頂きたい、この芝居を楽しむには想像力が必要です」
ほんとにさっぱりとした会場
天野さん1人
私は80分、眠たくなるだろうと思い始まった80分

開始5分のめり込んでいました。
天野さんの表現が素晴らしい
主人公の娘の仕草、表情
強くたくましい父の仕草、表情
足の先まで女性になる
何度も鳥肌がたった、瞬きも忘れ素敵な父と過去と未来、そして現在に葛藤する
23歳の娘


私は生き残ってしまった。
私よりキレイで優秀な彼女は亡くなったのに
知り合いの赤子はまだ何も知らないまま亡くなったのに

私は、、、父を見殺しにしたのに

原爆から3年たったある日の4日間
出会った彼への思いを断ち切ろうと葛藤する娘
生き残ってしまった事を素直に喜べない環境
それでも父は生きていて欲しい、幸せになって欲しいと娘の前に現れた

戦争を憎む、原爆を恨むその表現の凄さに圧倒されながら

娘の言葉
おっとたん、ありがとありました。

感動、恐怖、尊敬、愛する事、思う気持ち
たった一人のステージでパイプ椅子とスタンドライト
他は何もない
天野さんの凄さこれからも伝えて続けてほしい
天野さんYouTube

https://youtu.be/AWFfKEa64HQ


そして私にも何か出来るだろうかと考えた
私のハチロクでした。