広島で言う8月6日は平和の日、原爆の日
広島で産まれ育った私にとってこの日は、暑く寝苦しい朝
テレビの「黙祷」っという言葉と共に手を合わせ目を閉じる
テレビから聞こえるピーっと言う音
静まる中その機械音とセミの鳴き声
70年前
8月6日8時15分
広島に起きた事
70年経った今、その日を語る人たちがまた今年も今日も明日も減っていく中
私達これから生きるものはどう伝えて行けるのか、どう伝えていけばいいのか
何を守り、何に怒り、何を悲しめばいいのか
平和その言葉は、誰に向け誰の為にあるのか
私はちっぽけな一人の人間で、誰かがいないと今日の1日を過ごすことも困難かもしれない。
そして、私が何か思ってもただの思いで何も出来ないのだろう
でも、素直に感じる戦争は何を残したのだろうか
原爆は何を残したのだろうか
そして、今戦争をする人々は何を思い何の為に武器を手に戦うのだろう
私はもし、自分の息子が武器を持ち戦場に行くと言った時に
昔の人のように「お国の為に」と言えるのだろうか
言葉にする事はとても難しい。
愛する人、大切な人、憎い人、憧れの人、理想の人
いろんな人がいて、その中に自分がいる
争わない事はきっと出来ない
憎み合う事は、愛する事と同じくらい消えないと思うだから
争いも消えない
でもすべて【いのち】
一度消えたその【いのち】はもう2度と戻らない
今も消えゆく1つ1つの【いのち】が少しでも長く続くように
そして忘れないことで守れる事を信じ続けて、、、
そして生きるという事をやめないで、あなたはあなたしかいない