インドパシフィックビーズ。 | 旅するとんぼ玉~まあちゃんの備忘録。

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HPにインドパシフィックビーズの紹介ページをUPいたしました。(^-^)

インドパシフィックビーズとは
紀元前2世紀頃、南インドで初めて作られ、紀元後2世紀~17世紀ころ東西貿易によって各国に運ばれていったビーズです。貿易風に乗って運ばれたので、貿易風ビーズ(Trade wing Beads)とも呼ばれています。
製法は東南アジア各地に伝播し、現スリランカ・ヴェトナム・タイ・インドネシアなどの各時代の王朝において作られました。
こっくりした質感と独特のツヤ、鮮やかな色合いが特徴で、小さな一粒一粒が見る者を魅了します。
(旅するとんぼ玉 参照)

今回、各国で出土したインドパシフィックビーズをご紹介してございます。
年代については、インドネシアのものはインドパシフィックビーズの研究者として名高いPeter Fransis Jr.の見解を元に考察しました。
カンボジア出土のものとビルマ出土のものは、600年ほど前のものと考えられています。

これだけでも十分魅力的ですが、
古代の玉と相性がいいので、合わせると美しいネックレスに仕上がります。

4世紀から9世紀頃のジャワ玉との組み合わせ。
$旅するとんぼ玉~骨董屋の娘の言いたい放題。

銀化ローマンガラス片との組み合わせ。1000年の輝きを引き立てる愛らしいビーズ。
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最近、レプリカ物が古代のものとしてインターネット上に出回っているようですのでご注意ください。
本物とレプリカの比較ページ 
 ↑ 簡単に書いたものですが、このページの一番下にございます。

どんな骨董も同じなのですが、本物を見て触れてみないと、審美眼を養うことはできません。
本やネットで見るのと、実際にその存在に触れるのとでは、訴えかけてくるものがまったく違います。
それを体験して初めて、分かってくるのだと思います。

ふう。。。(_ _。)

坊は、私のお尻の下でねんね。
$旅するとんぼ玉~骨董屋の娘の言いたい放題。 そろそろお散歩行こうか。