ボヘミアのビーズ | 旅するとんぼ玉~まあちゃんの備忘録。

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「日記に書いておこう」的事柄を日々記録しています。

ボヘミアンビーズの3を公開しました。
ボヘミアのトレードビーズに関しては、資料が少なく解説を書くのにとても苦労します。
日本では資料が見つけられなかったし、海外の書物でもあまり触れられていないんですよ。
ということは、うちのHPって結構貴重な資料ってことになる??なんちって(*゚ー゚)ゞ


聖者のビーズ

これは聖者のビーズ。


調べれば調べるほど、ボヘミアがいかに商売上手だったかがわかってきます。
ヴェネチアのビーズ作りをまねて始まったボヘミアのビーズ産業ですが、
ヴェネチアの政情不安による産業衰退も相まって、
1860年代にはビーズの輸出量においてヴェネチアを超えるのです。
こうして、あっという間に世界を席巻していく様が、
まざまざと見えてきて。。すごいな~。と一人感慨にふけってしまいます。

とくに、世界中に「サンプルマン」という者どもを派遣して、現地の調査研究を重ね、
商品開発していく手法には、たまげたの一言です。
だって、ボヘミアのツルノフとかヤブロネツとかの村からはじまった産業ですからね。。よっぽどビジネスのセンスがあったんでしょうね。

上の「聖者のビーズ」は、
メッカ巡礼をして「ハッジ(ハージー)」の称号を得た人々が身に付けたといわれるビーズですが、
イスラム教徒の念願であるメッカの巡礼に目を付け、これを巨大マーケットと見て、
「ムハンマド」と彫りこんだビーズを売り込み、見事成功するわけだから。。
ホント、やり手だわ。。(=◇=;)

詳しくはこちらを↓
ボヘミアンビーズ

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ところで、今日は春分です。
よいお天気で、これから暖かくなってきますね。桜

こんな良い日だから、
私が、いつも楽しみに拝見しているavocetさんのHPをご紹介します。
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こんな生き方がしたいな。。と憧れています。
私が小学生の時、大好きだった理科の先生を思い出させてくれる素敵な方です。ニコニコ
こんな方に、出会うと出会わないとでは子供達の将来が違ってくるでしょうね。
・・・なんて思います。
「ちょっとピンぼけ」っていう鳥の写真ギャラリーも素敵です。