さるハゲロックフェス2012 | ma_cha_curryのブログ

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演劇の感想、日々思ったことなどを思いつくままに書いて行きます。更新は、なるべくがんばります。

参加して来ました。
「しりあがり寿presents 新春!(有)さるハゲロックフェスティバル'12」
http://www.saruhage.com/sarufes/sarufes12/#home

良かったとこなどを箇条書きで・・

○雰囲気
お笑いの要素も多く、音楽、お笑い、演劇の垣根が低くそれも良いなと思った。

○客層
落ち着いた大人達という感じだが、一部カオスな雰囲気も。ニューハーフな方もちらほらいたり外人もいたり。おばさんもいたり。
業界人が多い雰囲気。出演者との垣根も低く、さっきまでステージにたってた人が
普通にとなりで飲んでたりする。

○会った(見た)人
(有名人)
鈴木砂羽さん
峯村りえさん(ナイロン100℃)
村岡希美さん(ナイロン100℃)
鈴木杏さん
猫背椿さん(大人計画)
~杏ちゃんは遊びにきてたみたいだが、他の人は猫背さんの豚汁や手伝ってた。

松尾スズキさん

トリ・ミキさん

(知り合い)
ロッテンマイヤーでご一緒した方。まえも演劇観に行って会った。

○印象に残ってる演目

■宮台真司さんと大日本プロレスのコラボ
「さあ、ここからは、さるフェスカルチャーのお時間です。」
というしりあがり寿さんの司会で始まったこのコーナー。

はじめは宮台真司さんとしりあがりさんが、
今の日本の政治のどのあたりに問題があるのか・・などを
まじめにトークしていたが、何故か同じ舞台にはがたいの良い
上半身脱いだ男達が数人座っている。
トーク序盤で男達がさわぎはじめて、そのさわぎに負けないように
宮台さんの声がどんどん大きくならざるを得なくなって、
宮台さんがそんな状態にならされてるのがおかしくてたまらない。

ついにプロレスの実況の人が出てきて本格的なプロレス開始。
客席にでてきて、お客さんが悲鳴とともに後ろに下がる。
客席に出来た空間でプロレス。生で見ると頭突きの音もこわい。
しかしそこに興奮する。

最後は宮台さんとしりあがりさんが使っていた机の上にヘッドロック?みたいのして
机がまっぷたつに割れてフィニッシュ。細工があったのかもしれないが、迫力あった。
宮台さんがそれを目の前で見て目を白黒させてるのがまた面白すぎた。


■知久さんライブ
短かったがやっぱり良かった。今回のお目当ての一つ。
「電車かもしれない」を生で聞くのはたぶん初ですごく良かった。
 らんちう
 月が見てた
 電車かもしれない
 (確か3曲?

■パンチの効いたブルース
30後半くらいの女の人二人。
すごくかっこ良かった。ブルースかっこいいかも。
本物のミュージシャンは「音楽な体」を持ってると思ってるんだけど、
彼女らは体に音楽流れてたと思う。

■めおと楽団ジキジキ
笑点にも出たことがあるというからコミックバンドなんだろう。
トークといい曲といいすごく面白かった。おでこでピアニカひいた(曲は寅さんのテーマ)
のがうますぎた。客席をまわってきた時おそわれた。w
すごく面白かった。プロの芸。また見たい。

■パスカルズ一部が見れた事。
シークレットに登場。ずっと見たかったので嬉しかった。

■倉本美津留さん
放送作家でおなじみの倉本さん。実はシンガーソングライターとしても長い事
音楽をやられてることを初めて知った。
土門拳さんのものだという着物(はかま)すがたで登場し、ギター一本で弾き語った
日本人の素晴らしさを歌った「日本人」などじんわりしみた。
そしてさすがトークも面白かった。
 ▼倉本美津留「それではみなさんさようなら」

■エコーユナイト
 元「たま」の滝本さんが所属してるバンド。
 音楽的にも雰囲気もよかった。
 ボーカルが暴走する感じも盛り上がったし、
 きたない女装したおっさんアコーディオンひきがいい味出してて素敵だった。

■上の最後にやったサプライズが「たま再結成!」
 石川さんが飛び込んできて「今からこのステージはおれたちが乗っ取ったー!」からの、
 「あーーあたまがいたいーー、、ここは1989年イカ天の5週目のステージだー。」
 と始まり、その時歌ったらしい曲「まちあわせ」を歌った。
 2分だけの再結成。個人的にも全体的にもとにかく盛り上がった。

■黒色すみれ
衣装、姿が素敵なのだが、
なにより演奏が素晴らしかった。演奏技術が高い。ピアノとバイオリンのデュオ。
パフォーマンスとして見応えがあり、プロフェッショナルな印象。
人を選ばずおすすめ出来る。
http://www.kokusyokusumire.net/

■IMO(イチロー・マリック・オーサダハル)
YMOをもじったバンド名で曲もYMOのものを多くやる、バンド名からもわかるふざけたおっさんたち。
だが盛り上がった。盛り上がるのは力がある証拠。
終わるたびにボーカルの人が笑うのがばからしくて、
ついこっちもその度笑わされた。

□見逃してくやしかったもの
 松尾スズキさんのサプライズ登場「岡村ちゃんを踊って歌う松尾スズキさん」


■フィナーレ
 しりあがりさんの“どこの家にも必ずいる、姪の披露宴で人生訓をがなるおやじ”をコンセプトにしたバンド「親戚」のしりあがりさんがすごくかっこ良かった。
 ▼親戚「オヤジの小言、その1」
http://www.youtube.com/watch?v=2VTj5adTrUk

 しりあがりさんの今年のテーマは「翼」ということで「翼を下さい」を歌う。
後半みんなで歌う。
去年のいろいろがあってのこのテーマだというのを聞いたせいもあり歌いながらうるっとくる。

 最後出演者がわっとステージに出てきてみんなで「一月一日」。良かった。
かくし芸でよく聞いてたのでザッツ正月!というイメージがあるあの曲。
華やかで年の初めっぽくて良かった。
そして改めて聞くと歌詞がすごくいい。


 『一月一日(いちがついちじつ)』

  年の始めの 例(ためし)とて
  終(おわり)なき世の めでたさを
  松竹(まつたけ)たてて 門ごとに
  祝(いお)う今日こそ 楽しけれ


もっと書きたいことあるが、書ききれない。
書ききれないけど本当に楽しかった。
来年以降も絶対行くつもり。来年は誰かと行きたい。