ともだち | 白猫ママコの 気まぐれ便

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オッドアイの白ニャンコ と 外猫 三兄弟のこと、それに下手の横好き手芸・園芸ネタと お気に入りmusic などについて 気まま~に 綴っています。


 原田マハさんを一冊読了。

 推しピアニスト氏が空の旅の友として 『楽園のカンヴァス』をお勧めしてた時以来、
原田マハさんのアートシリーズを数冊読んだ。

 私はゴッホの絵が好きです。
 密な うねるようなタッチがたまらなく息苦しいのに 生々しさに惹きつけられる。
 彼の絵が生前は世間に理解されず、貧しい暮らしの果てに精神を病み、寂しい人生を閉じた、
とされる厳しい境遇を思うとゴッホ関連の小説は読んでいて切なくなる。
だから ゴッホの自殺についての内容であると思われる『リボルバー』を読む勇気がまだ持てない。

 そんな訳で アート関連シリーズ以外をまとめ買いして次々読んでます。

 今日 読み終えたのはこちら。



 青春小説というか 主人公が漫画家ということもあってか 少女漫画のような軽いタッチでストーリーが進み、油断していたら最後にぐっと来た。

 私はアホやな。

軽いタッチね、と思ってスイスイ読んで、

なんかむしろ退屈…? くらいな感触で大事な伏線をスルーしてた。

浅い読者だなぁ。


 物語の舞台は岡山。

ちょうど先月、友人達と日帰り旅をした町だ。

3年前に 半世紀ぶりくらいに再会した小中学校時代の友人の一人が住む岡山。

名古屋から参加のもう一人の友人と 大阪からの私を 彼女が案内してくれた。

 小説に登場するついこの前に聞き馴染んだ幾つかの地名、

友が口にしてた方言も登場して 懐かしさに似た心地がした。


 ところで話は変わるけれど 

今日のお昼は 小学校6年の1学期だけクラスメイトだった旧友とランチ。

(彼女が父上の転勤で 夏休みに転校してしまった為。お互い結婚後、そう遠くない場所に住んでいると知りながら 子育てやら何やらで会うことなく過ぎて来ていた。)

彼女とも3年前に再会し、以来半年に一回くらい会っている。

小学校時代のあだ名で呼び合い…。

 ランチ&お喋りの後は ショッピングモールでそれぞれの買い物をすべく別れた。


 その帰路、携帯に電話があり 帰宅後改めて電話で喋ったのは 20数年来 付かず離れずのいわゆるママ友。不定期に 時には一年位会わないこともあるけれど、猫トークなど会えば話が弾む。

 

 私は友達は多くないです。

 

 不思議なものです。

読み終えた本のテーマと言い、

その舞台となった町と言い、

偶然 ダメ押しのように電話をかけてもらえるとか、

偶然は こんなにも重なるものですか?

全くもって今日は 友達祭りか!? って感じでありました。