![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180516/16/ma--san67/1b/ce/j/o0469046914192153552.jpg?caw=800)
「なぁ、じゅん」
「何?」
「“おかあさん”ってさ、ごはんをつくってくれるひとなのか?」
しょおくんが至って普通の質問をしてきた
不思議に思ってカレンダーを見れば
なるほどね
俺はふふと笑って
「まぁ、そうかもしれないね」
「だろ。でもさぁ」
その質問の答えがどうも腑に落ちてないらしい
「うちはじゅんがつくってるから、“おかあさん”はじゅんなのか?」
「料理は俺だけど、他は違うよね?」
「うん」
「しょおくんの思う方でいいんじゃない?」
俺がそう言えば、しょおくんの顔がぱぁーと明るくなって
「じゃ、じゅんもこれ」
しょおくんが自分の部屋に行き、両手に赤い花を持って、1つを俺に渡す
「え?ありがとう」
「ちがう。これはあいつにやるの」
「え?」
「ほら、いくぞ」
空いてる手で俺の手を握り、ベランダで洗濯物を干しているキミの所に行く
「ねぇ」
しょおくんがキミを呼ぶ
キミは俺らの方を振り向く
しょおくんはにっこり笑って、キミに跪く
「じゅんも」
しょおくんに催促されて、同じポーズをする
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180516/15/ma--san67/01/2b/j/o1870187014192139570.jpg?caw=800)
「なっなんだよ」
「いつもありがとう」
しょおくんと俺の行動に驚き、キミは俺としょおくんを交互に見る
その姿が可笑しくて吹きだしそうになるが、そんなことをしたら、しょおくんとキミの機嫌が悪くなる
「今日は何の日?」
「は?ああ、母の日…って、オレかよっ」
「そうだよ」
満面の笑顔のしょおくんと納得いってないキミ
可笑しくて仕方ないけど
「翔くん、いつもありがとう」
しょおくんに負けないくらいの笑顔で言えば、キミは、もぉ…っていう顔をしたが、すぐに綺麗な笑顔でしょおくんと俺から赤い花を受け取った
「こちらこそ、いつもありがとう」
キミに受け取ってもらって満足なしょおくんは
「きょうは、オレがごはんつくってやるから」
「え?」
「じゅん、てつだえ」
やる気満々でキッチンに向かうしょおくんの後ろ姿をキミは見ながら
「オレがかあさんでいいのか?」
「ベットの中はそうじゃない?」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180516/15/ma--san67/37/6d/j/o0642064214192139561.jpg?caw=800)
そう答えれば、真っ赤な顔をして思いっきり肩を叩かれた
☆.。.†:*・゜☆.。†.:*・゜
はいはーーい
今さら母の日って言わないでね
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
先日の『うぉい』のイラストに
amiさんがまたまた可愛いお話をつけてくれました♡♡♡
可愛いくてくすぐったい(〃∇〃)
嬉しいわーー
ありがとーーーーーー
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
そしてそして
潤くんの入所日なんですってね❤️
(他所さまのところで知りました(^_^;)
おめでとーーおめでとーー
ありがとーーありがとーーーーー