続いて連れて行ってもらったのは、タリツィーと呼ばれる、イルクーツクでの昔の暮らしぶりなどがわかる木造建築博物館。実際に昔使われていた建物を移設して資料展示しているそうです。
まず入った建物は、1枚目の写真右側に写っている建物。18世紀後半から19世紀ごろのものです。
台所。
かまど。
リビングルームの隅、テーブルのそばにイコーンがあるのが伝統的なつくりだそうです。
納屋。
城門のような建物。2階部分はあとから増築した教会となっているそう。
屋根の上のエンブレムが空に映えます。
こちらは教会。写真では少しわかりにくいですが、建物の上にいくにつれて少しずつ幅が広がっています。これがこのあたりの建物の伝統的な形状だそうです。
教会内部。
こちらは大家族が住んでいた家の敷地内。農耕具がたくさん並んでいます。
家の内部。
これは新婚夫婦用の部屋。この辺りでは、結婚すると最初の1年間はこのような新婚夫婦用の部屋で生活し、1年たって子供が産まれたら他の家族と一緒の部屋に戻ったそう。長男が結婚したら長男夫婦は1年間はこの部屋を使い、二男が結婚したらまた二男夫婦が1年間だけこの部屋を使う、という流れだったそうです。
左側にあるのは脱穀機。では右側にあるのは何でしょうか?
これ、ドイツ製の洗濯機だそうです。
こちらは比較的最近の家のなか。やはり、テーブルはイコーンのそばに置かれています。
暮らしぶり。
この建物は看板から察するにレストランかバーのようですね。
こちらもなにかのお店の様子。もっとじっくり観たかったものの、国際会議の夜のセッションの時間が迫っていたのでこの日の観光はここまで。
Part 5につづく。