どガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!
「うおっ!な、なんだ!?」
耳に響く衝撃的な爆発音。どこからともなく聞こえてくる泣き叫び声や、悲鳴。
音がした方からは、続々と人が走ってくる。
「・・・・・あ、えっと・・・」
ドールは、さっきまでの悲痛な顔じゃなくなって、逆にいろいろと困惑しているようで、
目が泳いでいる。
俺は、どうしたらいいだろうか・・・・・。
逃げ惑う人たちを見ても、なんでか動けない。いや、自分自身が動こうとしてないのか・・。
「・・・あの・・なんて、名前・・?」
「え?」
「っ!・・・・えっと・・・あなたの名前・・・」
俺の名前・・?
今それどころじゃないだろ・・・。
「・・・ラドナス・・って言うんだ。」
「・・ら、ラドナスっ・・逃げようっ・・・!」
!!ドールは、俺よりちゃんと考える力がある。・・・・・今そう思った。
今日会ったばかりだけど、なんだか、すごく一緒にいるのが当たり前みたいな気がする。
「・・・わかった。手、握って!」
「うんっ・・・!」
ドールの小さくて暖かい手が、俺の手をギュッと握った。守らないといけない。
この子を見てると、そう思えてくる。
不思議すぎるこの子は、一体、何者だろうか・・・?