「え..............お父さんと、万里香がっ....?」
突然聞かされた、信じられない、耳を疑う話。
数ヶ月前、父と妹の万里香がラミアの都という秘の都を調査しに行った。
考古学を学んでいた父は、ヒミツのベールに包まれたラミアの都を一年前知って、
調査することに。万里香も父の影響もあってか、考古学に13歳ながら興味を持ち、
その調査について行った。
そして数ヶ月がたち、一緒に調査しに行った仲間によると父と、万里香は調査中行方不明になったという。
ふたりは、どこに行ったのか。
それさえも、わかっていない。
ただ、わかっているのはラミアの都を調査しに行ったということ。
たぶん、それがヒントだ。
だけど、今の私には何もできない。
「妃鞠、オヤジの部屋調べてみねぇか?」
「どうして....?」
兄の架月は、寂しそうに「フッ」と笑った
「何か、わかるかもしれないだろ?」
「そうだね」
兄は、冷静だ。
いつでも。
