北海道遠征2日目。

 

北海道の朝は早いです。

午前3時頃には明るくなってきます。

なので、私も自然と早起きに・・・^^;

 

目覚めたのは3時15分くらい。

本当はもうちょっと寝ていようかと思ったのですが、やはり少しでも野鳥を見に行きたくて、ひっそりと静かに宿を出ます。

 

玄関を出ると、前日同様エゾセンニュウが元気に囀っています。

おそらく距離にして3mくらいだと思うのですが見つかりません・・・

かなり観察難易度の高い野鳥ですね。

 

ちょっと粘ったけれど、全く歯が立ちそうになかったので早々に諦めます。

辺りではズビーヤクと鳴くオオジシギがフライトしています。

これは簡単に見つかりますが、写真は厳しい・・・

曇っていたしね。

 

オオジシギのフライト

 

ここからは車でちょこっと移動。

ラッコを見たきりたっぷ岬とは逆方向にあるアゼチの岬へ。

エトピリカ村のご主人のお勧めに従いました^^

 

こんな感じの場所です。

 

駐車場に着くと、まずはキタキツネがお出迎え。

夜の霧が深かったため、夜露に濡れまくっていました^^;

 

キタキツネ

今回の道中ではあちこちで見かけましたが、写真に収めたのはこれだけです^^;

 

次に見かけたのはアオジ。

岡山では定番の冬鳥ですが、こちらでは夏鳥で割とあちこちで綺麗な声で囀っています。写真に撮れたのはこれだけですが^^;

 

遠く、暗いためかなり厳しい画像です^;

 

それからは遊歩道を周りながら、囀りを楽しみつつ姿を見せてくれる小鳥たちの撮影を楽しみました。

早朝で誰もいないため貸切状態です。

天気が晴れならば最高でしたが、まぁ霧多布というくらいですからね。

朝は特に曇ってます^^;

 

オオジュリン

 

これもアオジ同様、北海道では夏鳥。

頭の黒い夏羽は岡山ではほぼ見ることができないので、これまた楽しい。

 

 

 

ちょこっとだけ囀っていました。

 

続いてシマセンニュウ

これは岡山で見れたら珍鳥です^^

 

センニュウ類はこれまで三宅島のウチヤマセンニュウ以外は見たことなかったので、かなり嬉しかった^^

 

チョリチョリ囀っていて、ここではオオジュリンと並んでよく姿を見せてくれました^^

 

草原も草丈が低くて、割と鳥が探しやすかった

 

海背景で場所的には最高ですが、早朝の曇天では中々・・・

 

コヨシキリ

これも岡山では中々お目にかかれません。

本州でも局所的に分布しているので、いるところに行けば割と見られるようです。

 

オオヨシキリとちょっと似た声で囀りますが、顔つきはこっちの方が可愛らしい感じがしますね^^

 

これも天気が良ければなぁ

あと、岬なので風もかなり強く冷たく、冷え切ってしまいました^^;

気温は10℃くらい・・・

 

そのため、この場所はこのくらいにして、宿に帰ろう・・・と思ったのですが朝食の7時半までにはまだかなり時間があるので今度は湿原へ。

 

 

広大な霧多布湿原の仲の原木道から琵琶瀬木道という所を歩いてみました。

この頃にはちょっと雲が薄くなり、空も明るくなってきました。

ここで、まず出迎えてくれたのはオオジシギ。

至る所で囀りながら飛び回っています。

 

囀る声が雷みたいに聞こえるので、雷シギとも呼ばれているようです。

 

タシギそっくりなので、その辺で単独で見かけたら中々区別がつきません。

 

 

こちらでもシマセンニュウはたくさん見られました

 

連絡先を案内してくれますが、読めません^^;

 

そして定番のノビタキ♂

 

黒い顔面・背中と胸のオレンジ、お腹の白のコントラストが綺麗です^^

 

ノビタキ♀

こちらもかわいいですね。

ノビタキはあちこちで見られて、岡山でいうと冬のジョウビタキかそれ以上に頻度で出会えます^^

 

オジロワシ

湿地にポツンと立った干木に止まっていました

遠くからでも一目でわかります^^

 

やっぱり格好良い!!

 

ハシボソガラス

 

カワラヒワ

 

エゾシカ

 

この後は宿に戻り朝食をいただき、チェックアウト。

短時間でしたが、色々と野鳥のお話も聞けたりして楽しかったです。

次は連泊したいなぁ。

 

エトピリカ村

 

宿を出た後は、もう一度ラッコを見て霧多布の締めに。

前日よりも海が穏やかで、見やすい状況でした^^

 

4頭のラッコを発見

 

超可愛かった^^