鎌倉 「キャラウェイ」(カレーブログ16) | 白州本樹のブログ

鎌倉 「キャラウェイ」(カレーブログ16)

鎌倉の超大盛りカレーの店
「キャラウェイ」


2月29日の記事になります。



コロナの影響がいよいよ深刻化し出した頃で、観光地から
中国人観光客の姿が無くなりました…

鎌倉随一の観光地でもある小町通りは、その影響でかなり空いてる感じです…



歩いてるのは日本人観光客のみ…

まだヨーロッパもアメリカも悠長に構えていた時期だったと推測します…

小町通りの名店
ラーメンひら乃
昔からあるラーメンの名店
カウンター5席位しか無い激狭店舗です…
今日は我々3人なので諦めます…
で、キャラウェイ目指します…

今日の小町通りはかなり空いてるので、

「もしかしたらキャラウェイも、空いてるかな…」

と思って向かってみると

激並び!

うわ、コロナなんてどこ吹く風…
ここだけ異常な事になってます…
この頃、ちゃんとマスクを付けてるのは演劇人である我々位ですね…
演劇人はこの季節、いつもインフルエンザに気を付けてる習慣があります。
稽古場がクラスターになってしまいますし、
本番も代役を立てられない劇団が殆どなので…


初めてキャラウェイに来たのは大学一年生の頃、
今から32年も前の話です…

当時は並んだ記憶が無いのですが、
いつの頃からか火がついて
連日の行列…


ここに来たら普通にカレーを頼んではいけません、

小ライスを頼みましょう!
何故なら、

小ライスでも300gですからね

普通盛りで一体、何グラムあるのか…

40分並んで
ようやく入店…
普段より混んでるんじゃないの?って感じ…

メニュー
昔は(中盛り)(大盛り)のメニューが壁に貼ってありましたが

今日はどこにも見当たりません…

来ました
ビーフカレー780円

相変わらずの半端ない量に
相方ちゃん達もびっくり…

今は便利になりましたね、
ネットで何でも調べられます…

550gだそうです…

小ライス(300g)と並べてみて
この量ですよ…

比較するとあっちは「小」に見えますが、
あれで300gですからね…
(CoCo壱の普通盛りが300gです)

こっちの普通盛り…
50代のおじさんが食う量じゃないです…

でも、
行きますよ!

採掘開始です!

一気にここまで突き進みましたよ…

肝心のルーですが、
本当に凡庸なルーです。

突出した物が一切無い、
逆に言えば誰にでも好かれるカレー…

洋食屋のカレーと言うわけでも無く、かと言って家庭のカレーのレベルは超えてます。

敢えて没個性を狙った様なルーです。

では何が人々を惹きつけるのかと言うと、
やはりコスパですかね…

とにかくライスの量がハンパない…

相方ちゃん
小ライス300g
ここでギブアップ…
「余ったの食べる?」

とんでもありません、

ルーだけ頂きます…
相方ちゃんのルーも全て頂き、
いよいよ最後の一口です。
完食しました…
おじさん、頑張りました…

レトロな店内…
昭和モダンと言った感じです…

今から20年程前のとある日、
一人でキャラウェイに行きました。

夜のキャラウェイ、
お客は殆どいません…
外は冷たい雨…

お腹も極限まで減っていたので、
「中盛りお願いします」

すると店員さん
「相当多いですよ」

「大丈夫です」
腹ペコでしたから…

出てきたカレーを見てびっくり

ご飯が、
古墳の様になってた…

頼んだ以上食べなきゃいけないと思って頑張りましたが、
無理でした…
3分の1残してしまいました…

「すみません、食べ切れませんでした…」

「なんでこんなに量が多いんですか?」
と店主に伺ったところ、

近くに横国大の学生寮があって、
そこの学生に向けてサービスしているうちにこの量になってしまったととの事でした…

遡る事さらに10年

大学生だった僕はウインドサーフィンの仲間と良く通ってました。

一度「中盛り」を食べきった事があります。
同期の連中は頑張って「大盛り」を食べてましたが、僕は遂に

「大盛り」食べれませんでした…


ネットで調べたところ、

中盛りなんと!

「900g」だそうです…

20代の僕でギリ
30代ではもう無理でした…

つまりもう
「中盛り」を食べる事は一生ないでしょう…

そう言う意味では学生の頃
頑張って「大盛り」チャレンジしても良かったと思いますが、

一体、何グラムだったんだろう…

今では、悪ふざけする人が増えた為「大盛り」は廃止したそうです…

創業1997年(昭和52年)

次回以降
躊躇なくライス小にします…