台湾「曽拌麵」を食べ比べてみる(台湾インスタントヌードル事情⑤) | 白州本樹のブログ

台湾「曽拌麵」を食べ比べてみる(台湾インスタントヌードル事情⑤)

今日は台湾有名インスタントヌードルブランドの

「曽拌麺シリーズ」を
食べ比べてみたいと思います。


食べ比べてみるのは、


「曽拌麵 香蔥椒麻」と

「曽拌麵 麻油椒香」です。





まずこちらが、

世界的なインスタントラーメンサイトである

「THE RAMEN RATER 2016」で

世界ナンバー9に輝いた


曽拌麵 香蔥椒麻



そしてこちらが別バージョン、


曽拌麵 麻油椒香です。



ちなみに写真に写っている男性が「曽」さんで、
台湾の有名テレビタレントのようです。

日本で言うところの「ミヤネ屋」さんと勝手に思っています。





では、早速袋を開けてみましょう…

麺は殆ど違いがありません。
と言うより一緒ですね。

麻油と

香葱…

調味料も変わらないぞ…

油は一緒ですね…

違いはこの「醬」のみ…

茹で上がりました…
混ぜてみます…

早速、香が違います…

こんな感じになりました…

では頂いてみましょう…

先ずはラーメンレイター2016
第9位の「香葱」から…


いきなりガツンとスパイスが広がります。

いいですね。

ピリッとした辛口
中華の辛さ、台湾まぜそばのようです。

色々な香辛料が複雑に絡み合い怒涛の如く押し寄せてきます。



対する「マー油」の方は…


ん?

比べてみると確かに違う…

何といいますか、こちらも台湾まぜそばの様に辛いのですが、

比較すると、より「醤油」っぽさを感じます…

「香葱」より全体的にマイルドな印象です。

味の説明をするのは難しいですね…

どちらも美味いし、
台湾まぜそばです…

しかし比較してみると確かに違いはあります。

「香葱」はガツンと刺激があって、全体的に濃い感じがしますが、
それに対して「麻油」の方が
マイルドであっさりしている感じです…

どちらも同じくらい辛いですが…

麺は完璧です。
平打ちちぢれ麺…
腰もあって、
日本にはありそうで無い感じの麺です…

結論を言うと「香葱」の方が
四川麻婆豆腐の様に
色々なスパイスが主張しあってます。
辛さと様々なスパイスが同時にやってきます。

一方、
「麻油」の方がスパイスが絶妙にまとまっている感じです。

最初は落ち着いた口当たりで、
後追いで辛さやスパイスがやって来る感じです。

最初に全員が主張してくる「香葱」と、

最初はまとまってるのに、後からそれぞれが個性を主張してくる「麻油」…

日本人的にはこちらの方がしっくりくるのか…


結果、どちらも美味いです。

どちらか一つお土産にと言う場合、どっちを買っていっても正解です。

ただ、比較してみれば当然違いはあります。

本当に「醬」だけの違いになりますが、

個人的には僅差で
「麻油」の勝ちですかね…

まとまり具合と
あと醤油感が日本人には向いてるのかもしれません…



暫定順位

①曽拌麵 麻油椒香

②曽拌麵 胡麻醬香

③曽拌麵 香蔥椒麻

④珍鶴 Q 椒麻香拌麵

⑤花雕酸菜牛肉麺

⑥麻油鶏麺

⑦原汁 牛肉湯麺

⑧統一脆麵

⑨科学麺


台湾 インスタントヌードル事情 ①

台湾 インスタントヌードル事情 ②

台湾 インスタントヌードル事情 ③

台湾 インスタントヌードル事情 ④


台湾 インスタントヌードル事情⑥に続く…